ミシュラン三つ星を、史上最短の1年5ヶ月で獲得した人がいるんです!
その名は、米田肇さん。
レストラン「HAJIME」のオーナーシェフとして、独創的な料理で世界の美食家を魅了しています。
NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で特集を組まれるという事で、どんな人物なのかプロフィールや経歴を調べてみました。
ミシュラン獲得までの修行先やその理由が興味深いです。
米田肇のプロフィール
名前:米田肇(よねだ はじめ)
生年月日:1972年10月3日(2019年9月現在46歳)
血液型:A型
出身:大阪府枚方市
職業:レストラン「HAJIME」のオーナーシェフ
ミシュラン獲得するまでの経歴(修行先)
近畿大学理工学部電子工学科卒業
米田さんは調理の専門学校へ入りたかったようですが、両親から反対され、好きな数学が活かせる大学の電子工学科へ進学しました。
NOK株式会社電子事業本部入社
コンピューター設計の仕事に就いた米田さんでしたが、「自分のやりたい仕事ではない」と就職してすぐに気づきました。
やはり料理の道に進みたいと考え、専門学校でかかる費用を貯めることに。
一日300円で過ごしながら、2年で学費の600万を貯める事に成功します。
反対していた両親を説得し、料理の専門学校への入学が決まりました。
1998年:大阪あべの辻調理エコールキュリネールフランス料理専門カレッジ卒業
専門学校で気付いたことは全てノートに書き込み、貪欲に学んでいた米田さん。
調理の理論や法則性を学びました。
関西のフランス料理店勤務
お店の名称は公表してませんが「一番しんどくて、完璧主義者なシェフがいるところにいきたい」というリクエストを出して、決まったのが関西のフランス料理店だったようです。
その理由は、料理人として遅いスタートなので、早く追いつきたいという気持ちの現れでした。
神戸のフランス料理店勤務
神戸のフランス料理店を選んだ基準が、「フランス料理店」というカテゴリーに、きちんと属しているからという理由から。
きちんと基本から知りたかったから、フランス本国と同じ作り方をしている店を選んだようです。
フランスの「ベルナール・ロバン」勤務
どうしてもフランスで料理を学んでみたかった米田さんは、ミシュラン2つ星の店「ベルナール・ロバン」で研修という形で勤務する事に。
この店はジビエ料理専門のレストランでたくさんの料理を学んだようです。
フランスの「オ・ランデヴー・デ・ペッシュー」勤務
客として食事した時に、あまりの美味しさにびっくりした米田さん。
「この店で仕事をしたい」と思い10回以上食べに行き、なんとか働く事を認めてもらえたようです。
この店で約1年間働いたあと、父親の体調不良が心配で日本に帰る事を決意します。
ウィンザーホテル洞爺「Michel Bras Toya Japan」部門シェフとして勤務
「Michel Bras Toya Japan」では肉部門シェフという重要なポストを任せられる。
その後、独立します。
「Hajime RESTAURANTGASTRONOMIQUE OSAKA JAPON」を開店
フランス料理や日本料理という枠にとらわれず、独創的な料理を作り始めます。
2009年には、ミシュラン史上世界最短の1年5ヶ月で三つ星を獲得。
2012年に店名を「HAJIME」に改めて現在に至ります。
まとめ
米田肇の経歴が異端すぎて興味深いです。
一番厳しい店を選んだり、フランスへ一人修行に行ったり、行動力がハンパないです。
現在、ミシュラン三つ星を獲得してるのも、その行動力があればこそだと思います。
個人的に一度レストラン「HAJIME」に行ってみたい!
ミシュラン三つ星のお店で食べた事がないから、一度経験してみたいです。
ただ、三つ星の味が私にわかるかどうか怪しいですけどね(笑)