授乳中に乳首にできる白い塊、白斑(はくはん)。授乳のたびにチクチクと痛みを感じて、辛い思いをしているママも多いのではないでしょうか。でも、白斑が取れる瞬間ってどんな感じなんでしょうか?この記事では、白斑が取れる瞬間の感覚や対処法、取れた後のケア方法まで、詳しくご紹介していきます。
白斑(はくはん)とは?授乳中のママを悩ませるトラブル
白斑は、乳首の先にできる白い水ぶくれやニキビのようなできものです。母乳の出口である乳管口が詰まったり、炎症を起こしたりすることでできてしまいます。乳口炎とも呼ばれていて、授乳中のママによくあるおっぱいトラブルのひとつなんです。
白斑の大きさは1ミリ程度と小さいのですが、見た目以上に痛みが強いことが特徴です。色は白色だけでなく、黄色っぽく見えることもあります。
白斑ができると、母乳の通り道がふさがれてしまうため、母乳がスムーズに出なくなります。そのため、授乳のたびに乳首の先がチクチク、ピリピリと痛むことが多いんです。痛みがひどいときは、授乳するのが怖くなってしまうこともありますよね。
白斑が取れる瞬間はこんな感じ!体験談から学ぶ
白斑取れたー😭
— ちま☺︎ (@_chimako_) July 1, 2023
取れた瞬間ピューって本当に出てくるんだね🤣かなり楽になったよ
白斑が取れる瞬間って、自分でわかるものなのでしょうか?実は、多くのママが白斑が取れた瞬間をはっきりと感じることができます。
痛みがスーッと消えていく感覚
授乳中に白斑が取れた場合、最もわかりやすいのは痛みの変化です。それまでチクチク、ピリピリと痛かったのが、白斑が取れた瞬間にスーッと痛みが引いていくんです。まるで魔法がかかったように、急に楽になるのがわかります。
母乳がブシューっと噴き出す
搾乳中に白斑が取れた場合、溜まっていた母乳が一気に噴き出してくることがあります。ブシューっと勢いよく出てきて、数分間止まらなくなることもあるんです。これは、詰まっていた出口が開通した証拠。驚くかもしれませんが、正常な反応なので安心してくださいね。
白い塊がポロッと取れる
白斑そのものがポロッと取れることもあります。または、白斑の水ぶくれが破裂して、穴が空くような形で母乳の通り道が開通することもあります。
糸状の白いものが出てくる
乳首やその周辺をマッサージしているときに、白斑の奥に溜まっていたものを押し出すと、糸状になった白いものが出てくることもあります。これは固まっていた母乳の成分が出てきたもので、これが出ると母乳の流れが良くなります。
白斑が取れたかどうか確認する方法
白斑が取れたかどうかわからないときは、手で少し搾乳してみるとわかりやすいです。白斑の部分から母乳がにじみ出していれば、白斑が取れて母乳の通り道が開通した証拠です。
まだ白い塊が少し残っていても、痛みがなくなっていれば大丈夫。残っている白斑も、授乳を続けることで自然と消えていきますよ。
白斑ができる原因を知っておこう
白斑ができてしまう原因を知っておくことで、予防につながります。主な原因は以下の通りです。
授乳姿勢が原因の場合
いつも同じ姿勢で授乳していると、決まった部分ばかりが使われて、使われない乳腺が出てきてしまいます。そうすると、母乳が溜まったままになり、白斑ができやすくなるんです。
授乳姿勢が適切でないと、乳頭に余計な負担がかかって小さな傷ができ、それが白斑の原因になることもあります。
食事内容が影響する場合
油っぽい食事や甘いものの摂りすぎによって、母乳の素となる血液がドロドロになり、詰まりやすくなってしまいます。授乳中はできるだけあっさりとした和食中心のメニューがおすすめです。
ストレスや疲れが関係する場合
疲れやストレスによる血行不良も白斑の原因になります。育児で忙しいとは思いますが、できるだけリラックスした時間を持つことも大切です。
授乳間隔が開きすぎている場合
授乳間隔が開くと、母乳が溜まって積み重なってしまい、詰まりやすくなります。
白斑ができたときの対処法
白斑ができてしまったら、早めに対処することが大切です。放っておくと乳腺炎につながる可能性もあるので、以下の方法を試してみてください。
赤ちゃんにたくさん吸ってもらう
痛いけれど、白斑は赤ちゃんに飲ませながら治すのが基本です。飲ませないと悪化してしまうことがあります。我慢できる程度の痛みであれば、白斑のある方から授乳しましょう。
痛みが強くて授乳が怖い場合は、痛くない方から飲ませて母乳の分泌が落ち着いてから白斑のある方に変えると、痛みが少し和らぎます。
授乳姿勢を変えてみる
フットボール抱きや縦抱きなど、いろいろな角度で授乳してみましょう。白斑や詰まりの方向に赤ちゃんの上唇か下唇が向かうようにして授乳すると効果的です。
おっぱいを温める
お風呂で温まったり、温かい飲み物を飲んだりして、血行を良くしましょう。胸を温めることで、白斑がふやけて取れやすくなります。授乳前に蒸しタオルで乳房を温めるのも効果的です。
優しくマッサージする
乳頭保護クリームやオリーブオイル、馬油などで保湿しながら優しくマッサージしてみましょう。ほぐすことで、乳腺のつまりを取り除き、母乳が出しやすくなります。
ただし、強い刺激を与えてしまうと余計に痛みが生じてしまうため、力加減には注意してくださいね。
搾乳する
授乳を終えても乳房の張りが残っていたら、搾乳をして母乳を出し切るようにしましょう。母乳が溜まったままだと、さらに詰まりやすくなってしまいます。
白斑が取れた後のケアが重要!
白斑が取れると「やった!」と安心してしまいがちですが、実は取れた後のケアがとても大切なんです。
白斑が取れた後は傷ができている状態
白斑が取れた後は、乳首に穴が空いたように見えることがあります。これは傷ができている状態なので、そのまま放っておくと、傷口からばい菌が入ってしまう可能性があるんです。
口内炎薬で保護する方法
口内炎薬の「新デスパコーワ」などを傷口に塗り、ラップで保護する方法があります。これは授乳後のケアとして効果的で、一週間ほど続けると痛みも和らぎ、傷もすっかり治ります。
乳頭を保湿する
馬油や羊油など、赤ちゃんの口に入っても大丈夫なオイルで乳頭の保湿を行うと良いでしょう。オイルを塗布した後は小さく切ったラップで覆うようにすると浸透効果が高まります。
授乳は続けて大丈夫
白斑が取れた後も、授乳は続けて大丈夫です。むしろ、授乳を続けることで乳管が開通した状態を保つことができます。
気付いたら昨日朝6時前しか授乳せずでいけてて、πに白斑が、、🥺そりゃ岩みたいになるよね。こんな時間にマッサージ。3個ほど取れたけど取り切れてなさそう。1日経たずでこれってことは卒乳か断乳する時しっかりケアしないとトラブル多発しそう😇
— 助産師ゆりあ⸝⋆ 2児のママ (@midwife_yuria) April 23, 2022
白斑を取るときの注意点
白斑を早く取りたい気持ちはわかりますが、間違った方法で取ろうとすると、かえって悪化してしまうことがあります。
自分で針で刺すのは絶対にNG
白斑をニキビのように針で刺したり、爪でカリカリと取ろうとするのは絶対にNGです。外から刺激しても、乳管は開通しないんです。それどころか、新たな傷を作ってしまい、ばい菌が入る可能性が高くなってしまいます。
無理に一度で取ろうとしない
白斑はすぐに取れることもありますが、数週間から1ヶ月程度かかることもあります。取れないときは1回で無理して取ろうとはせず、乳頭を傷つけないよう気を付けつつ、根気強くケアしていくことが大切です。
白斑が取れない場合は専門家に相談を
セルフケアで改善しないときや、痛みが強くて授乳がつらいときは、早めに医療機関や助産師に相談しましょう。
こんなときは受診が必要
チクチクした痛みからズキズキした痛みに変わってきた場合は、乳腺炎を疑って早めの受診をおすすめします。しこりができたり、痛みが強まったり、あるいは乳房が張ってきたような感覚が出てきたら要注意です。
医療機関での治療
医療機関では、抗菌成分が入った軟膏や漢方薬の軟膏などで治療を行うこともあります。また、助産師のマッサージを受けることで、適切な方法で詰まりを解消できることもあります。
白斑を予防するためにできること
白斑は一度できると繰り返しやすいので、予防が大切です。
授乳姿勢を工夫する
毎回同じ姿勢で授乳するのではなく、フットボール抱きや縦抱きなど、いろいろな角度で授乳するように心がけましょう。左右の偏りだけでなく、いくつかある乳腺からまんべんなく授乳できるようにすることが大切です。
添い乳は控えめに
添い乳は楽な授乳方法ですが、いつも同じ角度からの刺激になりがちです。添い乳をやめることで白斑がなくなることもあるので、一度授乳姿勢を見直してみるのも良いでしょう。
食事内容を見直す
油っぽい食事や甘いものは控えめにして、あっさりとした和食中心のメニューにしましょう。野菜や魚を中心とした食事がおすすめです。
ストレスをためない
疲れやストレスをためないことも大切です。お風呂でゆっくり全身浴をしたり、体を休めたりして、リラックスした時間を持つようにしましょう。家族にも協力してもらって、無理をしないことが大切です。
授乳間隔をあけすぎない
授乳間隔が開きすぎないように気をつけましょう。母乳が溜まりすぎると、詰まりの原因になります。
白斑の種類によって取れ方が違う
実は、白斑にはいくつかのタイプがあり、それぞれ取れ方や対処法が少し異なります。
硬いタイプの白斑
母乳の成分が固まって乳管をふさいでいるタイプです。このタイプは、詰まっているのが乳頭の表面から奥に向かって筋状に続いていることが多く、見えているところだけでなく奥まで詰まっていることがあります。
柔らかいタイプの白斑
母乳が残ることで水分と分離した脂分が途中をふさいでしまうタイプです。柔らかい分、白斑が抜けにくく、射乳で少しずつ出されて消えるまでは1ヶ月くらいかかる場合もあります。
膜のようなタイプ
母乳が残ることで壁に薄い膜が作られ、はがれてひらひらと浮いているタイプです。射乳があれば、薄いのですぐ抜けて気づかない場合もあります。
白斑が取れる瞬間を体験したママたちの声
実際に白斑を経験したママたちの体験談を見てみると、多くの方が「痛みがスーッと消えた」「母乳が勢いよく出た」という感覚を体験しています。
授乳中に取れることが多いという声もあれば、搾乳中に取れたという声もあります。また、お風呂で温まっているときに自然に取れたというケースも。
白斑が取れた瞬間は、それまでの痛みがウソのように楽になるので、多くのママが「生きててよかった」と思うほどの解放感を味わうそうです。
よくある質問
Q1. 白斑が取れるまでどのくらいかかりますか?
白斑が取れるまでの期間は個人差があります。適切に対処すれば2〜3日で痛みがなくなり、自然と消えることも多いです。しかし、悪化したり長引いたりすると2〜3週間以上かかることもあります。なかには2〜3ヶ月消えないという方もいるので、根気強くケアを続けることが大切です。白斑の種類によっても取れるまでの期間は異なり、柔らかいタイプの白斑は1ヶ月くらいかかる場合もあります。
Q2. 白斑が取れたときに出血しても大丈夫ですか?
白斑ができたまま授乳していると、時に出血することがあります。これは白斑ができているところの皮膚が弱くなっていたり、逆に硬くなっていたりするためです。不安定な部分に力が加わることで出血しますが、特に異常なことではないので、あまり心配しなくても大丈夫です。少しびっくりしてしまいますが、授乳は続けて大丈夫ですよ。ただし、出血が続く場合や痛みがひどい場合は、念のため医療機関や助産師に相談しましょう。
Q3. 白斑は何度も繰り返しますか?
残念ながら、白斑は繰り返しやすいトラブルです。一度できると、同じところにまた出来やすくなる厄介なものなんです。これは、一時的に白斑が取れても、授乳姿勢や食事内容などの根本的な原因が改善されていないと、また詰まってしまうためです。白斑を繰り返さないためには、適切な授乳姿勢を身につけることがとても大切です。授乳姿勢を見直し、いろいろな角度から授乳するように心がけましょう。また、食事内容を見直したり、ストレスをためないようにしたりすることも予防につながります。
Q4. 白斑があると赤ちゃんに影響はありますか?
白斑があっても、赤ちゃんに影響はありません。授乳自体はそのまま続けて大丈夫です。むしろ、しっかり吸ってもらうことで白斑の原因となった詰まりが解消されてきますので、痛みを我慢できる範囲であれば、積極的に授乳することをおすすめします。ママにとっては痛くて辛いかもしれませんが、赤ちゃんの健康には問題ありませんので安心してくださいね。ただし、痛みがあまりにもひどい場合は、無理をせず医療機関や助産師に相談しましょう。
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白斑が取れる瞬間は、多くのママが「痛みがスーッと消えていく」「母乳がブシューっと噴き出す」という形で実感できます。白斑が取れたかどうかわからないときは、手で搾乳してみて、白斑の部分から母乳がにじみ出ていれば開通した証拠です。
白斑ができたときは、赤ちゃんにたくさん吸ってもらう、授乳姿勢を変える、おっぱいを温める、優しくマッサージするなどの対処法を試してみましょう。ただし、針で刺したり無理に取ろうとしたりするのは絶対にNGです。
白斑が取れた後は傷ができている状態なので、口内炎薬で保護したり、オイルで保湿したりするなど、しっかりとケアすることが大切です。セルフケアで改善しない場合や痛みが強い場合は、早めに医療機関や助産師に相談しましょう。
白斑は繰り返しやすいトラブルなので、授乳姿勢を工夫したり、食事内容を見直したりして、予防を心がけることも大切ですよ。


