オートミールお弁当は腐る?安全な持ち運び方と対策を解説 | サクッと深掘りしてみました
当サイトはプロモーションを含みます

オートミールお弁当は腐る?安全な持ち運び方と対策を解説

グルメ

オートミールをお弁当に持って行きたいけど、途中で腐っちゃったらどうしよう…って心配になりますよね。実は、オートミールのお弁当は持って行き方次第で、安全に美味しく食べられるんです。この記事では、オートミールのお弁当が腐る原因から、腐らせないための具体的な対策まで、わかりやすく解説していきます。

オートミールのお弁当は腐りやすいって本当?

結論から言うと、オートミールのお弁当は普通のご飯のお弁当よりも腐りやすいです。

オートミールは水やお湯でふやかして食べることが多いですよね。この「水分を含んだ状態」が、実は雑菌が繁殖しやすい環境を作ってしまうんです。特に米化したオートミールやおかゆ状にしたオートミールは、水分をたっぷり含むので、より注意が必要になります。

実際に夏場に米化したオートミールをお弁当に入れて持って行ったとき、お昼ごろには少し酸っぱい匂いがしてきて、食べるのを諦めたことがあります。その時は保冷剤を入れ忘れていたんですが、やっぱり温度管理って大切なんだなと痛感しました。

オートミールのお弁当が腐るとどうなる?見分け方

オートミールのお弁当が腐ってしまうと、いくつかのサインが現れます。食べる前に必ずチェックしましょう。

腐ったオートミールの特徴

  • カビが発生している
  • 普段とは違う腐敗臭がする
  • 酸っぱい味がする
  • 異常な粘りがあり、糸を引くような状態になっている

ただし、注意してほしいのは「粘り」についてです。味噌汁やスープにオートミールを入れた場合、でんぷんの性質によって粘りが出ることがあります。この場合は異臭がなければ、腐敗ではなく正常な状態です。

でも、明らかにおかしな粘りがあったり、嫌な臭いがする場合は食べないでください。食中毒のリスクがありますからね。

オートミールのお弁当が腐る原因は温度にあり

オートミールのお弁当が腐りやすい最大の原因は「温度」です。

食品が腐りやすい温度帯があって、これを「魔の温度帯」と呼ぶことがあります。具体的には30〜40℃の温度で、雑菌が最も活発に繁殖するんです。

お弁当を朝作って持って行くと、ちょうどこの温度帯になってしまうことが多いんですよね。特に夏場は外気温が高いので、保冷対策をしないとあっという間に30℃以上になってしまいます。

逆に、雑菌が繁殖しにくい温度は「65℃以上」または「10℃以下」です。つまり、オートミールのお弁当を安全に持ち運ぶには、できるだけ高温をキープするか、しっかり冷やすかのどちらかが必要になるわけです。

オートミールのお弁当を腐らせない方法

では、具体的にどうすればオートミールのお弁当を腐らせずに持って行けるのか、効果的な方法を紹介します。

スープジャーを使って高温をキープ

一番おすすめなのが、スープジャーを使う方法です。スープジャーに熱々のスープとオートミールを入れることで、65℃以上の高温を長時間キープできます。

実際に使ってみると、朝7時に入れたリゾットが、お昼12時でもアツアツで食べられました。スープジャーの保温力ってすごいんですよ。

スープジャーの使い方のポイント

  • 事前にスープジャーを熱湯で温めておく
  • できるだけ熱々の状態で食材を入れる
  • 6時間以内に食べきる
  • 長く放置しすぎると粘りが出て美味しくなくなるので注意

トマトスープに粉チーズを入れたリゾット風や、味噌汁ベースのオートミール雑炊なんかが特に美味しかったです。

保冷剤で10℃以下をキープ

米化したオートミールをおにぎりにして持って行く場合は、保冷剤を使って冷やす方法が効果的です。

ポイントは、しっかり粗熱を取ってから弁当箱に詰めることです。温かいままフタをしてしまうと、中で蒸気がこもって雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。

保冷バッグに保冷剤を2〜3個入れて、お弁当をしっかり冷やしながら持ち運びましょう。特に夏場は多めに保冷剤を入れるのがおすすめです。

職場で調理する方法

実は、これが一番安全で確実な方法なんです。

オートミールを乾燥した状態のままタッパーに入れて持って行き、職場でお湯を注いでふやかす。これなら腐る心配がほぼありません。

職場にお湯があれば、朝着いたときにオートミールとスープの素にお湯を入れておけば、お昼には食べ頃になっています。コンビニでスープを買ってきて、それにオートミールを入れるのもいいですよね。

オートミールとお茶漬けの素、お湯だけでも意外と美味しく食べられますよ。簡単で失敗がないので、初めての人にもおすすめの方法です。

冷凍おにぎりを自然解凍

前もって準備しておきたい人には、冷凍おにぎりがおすすめです。

米化したオートミールでおにぎりを作って冷凍しておき、朝、冷凍庫から出してお弁当に入れます。6〜8時間で自然解凍されるので、お昼には食べられる状態になっています。

冷凍しておいたおにぎりが保冷剤代わりにもなるので、一石二鳥なんです。夏場の暑い時期は特に重宝する方法ですよ。

オートミールの前日作り置きは避けるべき理由

「前日の夜に作っておけば朝が楽なのに…」と思う気持ち、とってもよくわかります。でも、オートミールのお弁当に関しては、前日作りはおすすめできません。

理由は、菌が繁殖しやすい状況に長時間放置することになるからです。たとえ冷蔵庫に入れていても、調理してから食べるまでの時間が長くなればなるほど、リスクは高くなります。

オーバーナイトオーツという調理法がありますが、これは前日から牛乳や豆乳に浸しておくものです。自宅で食べるなら問題ないのですが、お弁当として常温で持ち運ぶのには向いていません。どうしても持って行きたい場合は、保冷機能のあるスープジャーに入れて、凍ったフルーツなども一緒に入れて冷たさをキープしましょう。

基本的には、オートミールのお弁当は朝作るのがベストです。前もって準備したい場合は、冷凍おにぎりにして保存する方法を選びましょう。

オートミールおにぎりの作り方と持ち運びのコツ

米化したオートミールでおにぎりを作ると、普通のご飯のおにぎりのような感覚で食べられます。

基本的な作り方

  1. オートミール30gに水50mlを入れる
  2. 電子レンジ500Wで1分加熱
  3. 水分が少なければ少し水を足して、さらに30秒ほど加熱
  4. よく混ぜて、少し冷ましてからおにぎりにする
  5. 好きな具材や味付けを加える

オートミールの種類によって水分量や加熱時間が変わることがあるので、様子を見ながら調整してください。水分が少ないと固まってしまうので、少しふっくらするくらいがちょうどいいです。

おにぎりにする場合も、必ず粗熱を取ってから弁当箱に詰めましょう。おかずを上に乗せると、フタの役割をしてくれてパサパサになるのを防げますよ。

鮭フレークや梅干し、わかめご飯の素など、好きな具材でアレンジしてみてください。個人的には、明太子とチーズの組み合わせがお気に入りです。

スープジャーでオートミールを美味しく食べるレシピ

スープジャーを使ったオートミールのお弁当は、本当に簡単で美味しいんです。いくつかおすすめのレシピを紹介しますね。

トマトリゾット風

  1. スープジャーに熱湯を入れて温めておく
  2. 小鍋でトマトスープを温め、オートミール、ミニトマト、粉チーズを加えて一煮立ちさせる
  3. スープジャーのお湯を捨てて、リゾットを入れる
  4. 溶けるチーズを入れて、お好みでブラックペッパーをふる

和風味噌汁雑炊

  1. スープジャーを熱湯で温めておく
  2. 味噌汁を作って、オートミールを入れる
  3. スープジャーに入れて、お好みで乾燥わかめやネギを加える

お茶漬け風オートミール

  1. スープジャーにオートミールとお茶漬けの素を入れる
  2. 熱湯を注いで混ぜる
  3. そのまま3〜4時間放置すれば食べ頃

どのレシピも、季節の野菜を加えたり、調味料を変えたりすることで、バリエーションを増やせます。飽きずに続けられるのがいいところですね。

オートミールのお弁当で食中毒を防ぐポイント

オートミールのお弁当を安全に食べるために、食中毒予防の基本を押さえておきましょう。

食中毒を防ぐための三原則

  1. つけない(清潔な調理器具を使う)
  2. 増やさない(適切な温度管理)
  3. やっつける(しっかり加熱する)

調理前には手をよく洗い、清潔なまな板や包丁を使いましょう。お弁当箱も毎回しっかり洗って、完全に乾かしてから使うことが大切です。

また、作ったオートミールのお弁当は、できるだけその日のうちに食べきるようにしてください。時間が経てば経つほど、雑菌が繁殖するリスクが高まります。

夏場は特に注意が必要です。高温多湿の環境では雑菌が活発に活動するので、必ず保冷剤を使うか、スープジャーで高温をキープするようにしましょう。

もし少しでも変な匂いや味がしたら、もったいないと思わずに食べるのをやめてください。食中毒になってしまったら、それこそ大変ですからね。

オートミール自体の保存方法と賞味期限

お弁当だけでなく、オートミール自体の保存方法も知っておくと安心です。

未開封のオートミールは、袋のまま常温保存で大丈夫です。直射日光を避けて、涼しい場所で保管しましょう。

開封後は、密閉できる容器やジッパー付きの保存袋に移し替えるのがおすすめです。湿気や虫の混入を防げます。

保存のポイント

  • 密閉容器に入れる
  • 乾燥剤を入れるとなお良い
  • 冷蔵庫で保存する場合は、結露に注意
  • 小分けにして保存すると使いやすい

賞味期限は製品によって異なりますが、適切に保存していれば、賞味期限を少し過ぎても食べられることが多いです。ただし、カビが生えていたり、変な匂いがしたり、虫がいる場合は絶対に食べないでください。

オートミールに黒い粒が混ざっていることがありますが、これは他の野菜の種や焦げた部分の場合があります。オーガニックのオートミールでよく見られる現象で、腐敗でなければ食べても問題ありません。

オートミールのお弁当作りで失敗しないコツ

最後に、オートミールのお弁当作りで失敗しないためのコツをまとめておきます。

成功のポイント

  • 水分量は少し多めに。パサパサになると食べにくい
  • 加熱後はよく混ぜて、均一にふやかす
  • 粗熱をしっかり取ってから弁当箱に入れる
  • 夏場は必ず保冷対策をする
  • 当日中に食べきる

オートミールは種類によって吸水率が違うので、最初は様子を見ながら作るのがおすすめです。ロールドオーツは粒が大きめで食感が残り、インスタントオーツは細かくて柔らかく仕上がります。

初めての人は、クイックオーツやインスタントオーツから始めると扱いやすいですよ。慣れてきたら、好みの食感のオートミールを見つけてみてください。

味付けも色々試してみると楽しいです。和風だしベース、コンソメベース、トマトベース、カレー風味など、バリエーションは無限大です。

よくある質問

Q1. オートミールのお弁当は何時間くらい持ちますか?

スープジャーで高温をキープする場合は6時間程度、保冷剤でしっかり冷やす場合も6〜8時間程度が目安です。ただし、季節や外気温によって変わるので、できるだけ早めに食べることをおすすめします。夏場の暑い日は特に注意が必要で、朝作ったものはお昼までに食べきるようにしましょう。常温で持ち運ぶ場合は、3〜4時間以内に食べるのが安全です。

Q2. オーバーナイトオーツをお弁当に持って行けますか?

オーバーナイトオーツは前日から牛乳や豆乳に浸しておくものなので、常温での持ち運びには向いていません。どうしても持って行きたい場合は、保冷機能のあるスープジャーに入れて、凍ったフルーツを一緒に入れるなど、しっかり冷やす工夫が必要です。基本的には、自宅で食べる方が安全でおすすめですよ。

Q3. オートミールのおにぎりは冷凍できますか?

はい、できます。米化したオートミールでおにぎりを作って、ラップに包んでから冷凍保存袋に入れて冷凍してください。約1ヶ月程度保存できます。朝、冷凍庫から出してお弁当に入れれば、6〜8時間で自然解凍されるので、そのまま食べられます。電子レンジで温め直してもOKです。

Q4. スープジャーが途中でぬるくなってしまいます

スープジャーを使う前に、必ず熱湯で温めておくのがポイントです。予熱なしだと保温力が大きく下がってしまいます。また、入れる食材もできるだけ熱々の状態にしてください。保温力の高いスープジャーを選ぶのも大切です。容量が大きすぎると冷めやすいので、食べる量に合ったサイズを選びましょう。

「お弁当」の人気商品をレビュー件数順に楽天でチェック!

まとめ

オートミールのお弁当は、適切な温度管理をすれば安全に美味しく食べられます。水分を含んだオートミールは雑菌が繁殖しやすいため、スープジャーで高温をキープするか、保冷剤でしっかり冷やすことが重要です。

腐りやすい温度帯である30〜40℃を避け、65℃以上または10℃以下を保つように工夫しましょう。前日作りは避けて、朝作るか、冷凍おにぎりにしておくのがおすすめです。

職場でオートミールを調理する方法なら、腐る心配がほとんどありません。自分のライフスタイルに合った方法を選んで、安全に美味しくオートミール生活を楽しんでくださいね。