「アドブルーってメーカー純正じゃないといけないの?」「市販品で大丈夫なの?」「どうせ同じなら安い方を選びたい」と思っている方は多いはずです。この記事では純正品と市販品の違い、安全な選び方を解説します。
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アドブルーの純正品と市販品を簡単にまとめると

結論として、ISO規格(ISO22241)に適合した市販品であれば純正品と品質は同等で、安心して使用できます。
アドブルーは成分・濃度が国際規格で厳密に定められており、メーカーが独自に配合を変えることができないため、純正品と市販品に実質的な差はありません。価格差だけを見て市販品を選んで問題ありません。ただし購入時にISO規格適合の表示を確認することが唯一の注意点です。
アドブルーとは?基本を理解しよう
アドブルーとは、ディーゼルエンジンの排気ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)を無害な窒素と水に分解するために使われる高品位尿素水のことです。32.5%の高純度尿素と67.5%の精製水を混合したもので、成分の配合比率はISO22241という国際規格で厳密に定められています。
トヨタ・三菱・日産などの国産ディーゼル車や、メルセデス・ベンツ・フォルクスワーゲンなどの輸入ディーゼル車の多くに使われており、定期的な補充が必要な消耗品です。
「AdBlue(アドブルー)」という名称はドイツ自動車工業会の登録商標ですが、日本でも高品位尿素水の代名詞として広く使われています。国内では「尿素水」と表記されて販売されている製品もありますが、ISO22241に適合していれば同じものです。
アドブルーシステムは正直凄く脆い
— 陸送屋ポテチ (@555curry) June 22, 2024
システムです。
純正品アドブルー入れてても壊れる
事多々有るし、水なんて自ら壊しに
行くようなもんです。 https://t.co/XEOY2YMLrN
純正品と市販品に違いはないのか?
純正品と市販品の最大の違いは「価格」だけです。品質には差がありません。
その理由はシンプルで、アドブルーはISO22241という国際規格によって成分・濃度・品質基準が厳密に定められているからです。尿素濃度は32.5%±0.7%の範囲に収めることが義務付けられており、不純物の許容量まで細かく規定されています。
つまりメーカーが「うちの純正品は特別な成分を入れている」ということが構造上できません。トヨタ純正だろうとカー用品店の市販品だろうと、ISO規格に適合していれば中身は同じです。
私も最初はディーラーで純正品を買い続けていましたが、市販品に切り替えてからはかなり安くなりました。
年間2〜3回補充するとして、純正品と市販品の差額は年間で数千円になります。
切り替えてから1年以上経ちますが、車両に何のトラブルも出ていません。
市販品を選ぶときに確認すべきポイント
市販品を選ぶ際に確認すべきことは基本的に1点だけです。パッケージに「ISO22241適合」または「高品位尿素水」と記載されているかを確認してください。
この表示がある製品であれば、ブランドや販売元にかかわらず安心して使えます。逆にこの表示がない製品は品質が保証されないため避けるべきです。農業用や工業用の尿素水はアドブルーとは別物で、車両に使用すると触媒を傷める可能性があるため絶対に使わないでください。
購入できる場所としては、オートバックスやイエローハットなどのカー用品店、Amazon・楽天などのECサイト、一部のガソリンスタンドがあります。価格はおおよそ5L入りで1,000〜2,000円程度が相場です。
| メーカー純正品 | 市販品(ISO適合) | |
|---|---|---|
| 品質・成分 | ISO22241準拠 | ISO22241準拠(同等) |
| 価格(5L目安) | 2,500〜4,000円程度 | 1,000〜2,000円程度 |
| 購入場所 | ディーラー | カー用品店・EC・GS |
| 保証・安心感 | ディーラー対応あり | ISO適合品なら同等 |
| おすすめ度 | コスト重視なら△ | ◎ |
アドブルーを自分で補充する方法と注意点
市販品を購入したら自分で補充することも十分可能です。難しい作業ではなく、慣れれば5分程度で完了します。
補充口は車種によって異なりますが、多くの場合は燃料給油口の近くに青いキャップで示されています。エンジンを止めた状態でキャップを開け、市販のノズル付きボトルをそのまま差し込んでゆっくり注入するだけです。こぼれた場合はすぐに水で洗い流してください。アドブルーは金属部品を腐食させる性質があります。
私が初めて自分で補充したときは、こぼさないか緊張しました。実際に少しこぼしてしまい、あわてて水で洗い流しました。その後は問題なく、今では補充作業がまったく苦にならなくなっています。個人的には大容量(10L入り)をまとめ買いするのがもっともコスパが良いと感じています。
自分で補充することで工賃がかからず、ディーラーに依頼する場合と比べて年間で数千円のコスト削減になります。
よくある質問
Q1:市販のアドブルーを使うとメーカー保証が無効になりますか?
ISO22241に適合した製品であれば、使用したことを理由に保証が無効になることはありません。規格適合品は純正品と品質が同等であるため、メーカーも使用を禁止していません。ただし非適合品や農業用尿素水を使用した場合はこの限りではありません。
Q2:アドブルーはどれくらいの頻度で補充が必要ですか?
一般的な目安は1,000kmあたり約1Lの消費です。タンク容量は車種によって異なりますが10〜20L程度が多く、警告灯が点灯してから2,000〜3,000km程度は走行できます。警告灯が点いたら余裕を持って早めに補充するのが基本です。
Q3:アドブルーが完全になくなるとどうなりますか?
アドブルーが切れるとエンジンの再始動ができなくなる車種がほとんどです。走行中に急に止まることはありませんが、エンジンを切った後に再始動できなくなるため、警告灯を無視し続けることは避けてください。
Q4:アドブルーは保管できますか?期限はありますか?
未開封であれば冷暗所で1〜2年程度保管できます。ただし直射日光や高温・低温の環境は品質劣化の原因になるため避けてください。開封後はできるだけ早めに使い切ることが推奨されています。
Q5:アドブルーを間違えて燃料タンクに入れてしまったらどうなりますか?
エンジンをかけずにすぐディーラーや修理工場に連絡してください。燃料タンクや噴射ポンプへの深刻なダメージにつながる可能性があります。修理費用は高額になるケースもあるため、補充口を必ず確認してから作業することが大切です。
Q6:ガソリンスタンドでアドブルーを補充してもらうことはできますか?
一部のガソリンスタンドではアドブルーの補充サービスを行っています。ただし対応しているスタンドは限られるため、事前に確認が必要です。カー用品店のほうが取り扱いは広く、自分で購入して補充する方が確実で安上がりです。
Q7:アドブルーの容量はどのサイズを買うのがおすすめですか?
年間走行距離が10,000〜15,000km程度であれば10L入りをまとめ買いするのがコスパ面でおすすめです。5L入りより割安なケースが多く、保管も冷暗所であれば問題ありません。使用頻度が低い場合は5L入りを都度購入するほうが使い切れて無駄がありません。
「カー用品」の人気商品をレビュー件数順に楽天で探す!まとめ
アドブルーの純正品と市販品の違いは価格だけであり、ISO22241規格に適合した市販品であれば品質は同等です。ディーラーで純正品を買い続ける必要はなく、カー用品店やECサイトで市販品を購入して自分で補充することで、年間で数千円のコストを削減できます。
購入時はパッケージの「ISO22241適合」表示を必ず確認し、農業用・工業用の尿素水と混同しないことだけ注意してください。補充作業自体も難しくないため、ぜひ一度自分での補充にチャレンジしてみてください。
