スーパーから帰ってきて、買い物袋から鶏肉を出し忘れたこと、ありませんか?
私も先日やってしまいました。夕方スーパーで鶏もも肉を買って帰宅したんですが、他の荷物を片付けているうちに キッチンに置きっぱなしで2時間も経過 してしまったんです。気づいたときは「これ、まだ食べられるかな…」とめちゃくちゃ焦りました。
調べてみると、鶏肉は他の肉よりも傷みやすく、常温放置は非常に危険 だということがわかったんです。牛肉や豚肉なら2時間程度は大丈夫と言われますが、鶏肉はもっとシビアに判断する必要があります。
今回は、鶏肉を常温放置してしまったときの危険性、何時間まで大丈夫なのか、腐った鶏肉の見分け方、そして正しい保存方法まで、徹底的に解説していきます。
鶏肉を常温放置する危険性とは
なぜ鶏肉は常温放置が危険なのでしょうか。その理由を理解しておくことが大切です。
鶏肉には食中毒菌が付着している というのが最大の理由です。特に危険なのが「カンピロバクター」と「サルモネラ菌」の2つ。これらの菌は、鮮度に関係なく鶏肉に付着しています。
カンピロバクターは、鶏の腸内に普通に存在する菌です。つまり、どんなに新鮮な鶏肉でも付着している可能性が高い んですね。感染すると、激しい腹痛、下痢、発熱といった症状が出ます。症状は食後30分から1時間程度で現れることもあり、免疫力の低い高齢者や小さな子ども、妊婦さんは重症化するリスクがあります。
サルモネラ菌も同様に、鶏肉の内臓や血液に付着しています。こちらも食中毒を引き起こす危険な菌で、加熱不十分な状態で食べると感染します。
私の友人が以前、鶏肉の食中毒で救急搬送されたことがあります。半日常温に置いてしまった鶏肉を「しっかり焼けば大丈夫だろう」と調理して食べたそうですが、夜中に激しい腹痛と下痢に襲われたそうです。「二度とあんな思いはしたくない」と言っていました。
常温(15℃〜25℃)では、これらの菌が活発に繁殖します。冷蔵庫に入れていれば菌の活動は抑えられますが、常温に置いた瞬間から菌は増殖を始めるんです。
今日は夜唐揚げ作ろ〜って思って買った鶏肉を常温放置をかましてしまったため、デスゲーム主催者になるところでした^_^
— むる (@tk_ts__mul98) January 8, 2026
鶏肉の常温放置は何時間まで大丈夫?
では、具体的に 何時間までなら大丈夫なのでしょうか。季節や気温によって判断が変わってきます。
夏場(5月〜10月)の場合、30分が限界 です。気温が高い時期は菌の繁殖スピードが非常に速いため、30分を超えて常温に放置した鶏肉は、調理を断念した方が安全です。
冬場(11月〜4月)の場合でも、45分から1時間が目安 です。気温が低いとはいえ、室内は暖房で温かいことも多いですよね。特に暖房をつけている部屋では、夏場と同じくらい危険だと考えてください。
ただし、これはあくまで目安です。部屋の温度が25℃を超えている場合や、直射日光が当たっている場所に置いてしまった場合は、もっと短い時間でも危険 です。
私がキッチンに2時間置きっぱなしにしてしまったときは、ちょうど7月の暑い時期でした。色やにおいをチェックしましたが、明らかに変な臭いがしたので、泣く泣く捨てることにしました。もったいない気持ちもありましたが、食中毒のリスクを考えると、捨てる判断が正しかったと今でも思います。
✓ 夏場(5月〜10月):30分が限界
✓ 冬場(11月〜4月):45分〜1時間が限界
✓ 室温25℃以上:さらに短時間で危険
✓ 直射日光が当たる場所:即アウト
牛肉や豚肉なら常温2時間程度は許容範囲と言われますが、鶏肉は別格で傷みやすい んです。水分を多く含んでいるため、菌が繁殖しやすい環境なんですね。
これは…生ですね……😱
— Kom🍊糖質制限・分子栄養学カウンセラー (@komkom_com) January 16, 2026
生の鶏肉は食中毒だけでなく、ギランバレー症候群(手足の麻痺・呼吸困難)のリスクがあります。
必ずウェルダンに焼かないとダメです…🙅♂️
あと低脂肪食しまくると便秘にもなりますので、そのへんも心配ですね…🧐 pic.twitter.com/OxaPjulLQz
腐った鶏肉の見分け方
常温に放置してしまった鶏肉が、まだ食べられるか判断する方法 を知っておきましょう。
色で判断する
新鮮な鶏肉はピンク色をしています。腐り始めると、灰色や白っぽく変色 していきます。また、鶏肉の皮部分の毛穴が閉じてしまっているケースもあります。
購入時と明らかに色が違う場合は、食べない方が安全です。白いカビが出てくることもあるので、表面をよく確認してください。
においで判断する
これが 一番わかりやすい判断基準 です。腐った鶏肉は、生ごみのような独特のにおいがします。
ヨーグルトが腐ったような酸っぱいにおい、硫黄のようなにおい、アンモニアのようなにおいなど、明らかに異常なにおいがしたら即アウトです。私も鼻で判断することが多いですね。
触感で判断する
腐った鶏肉を触ると、ヌルヌルしていたり、粘着きがあります。糸を引くほどの粘り気が出ることもあります。
新鮮な鶏肉はハリがあってプリッとしていますが、腐り始めるとベタベタした感触になるんです。
パックの中の水分をチェック
トレイの中に 血や水分が大量に出ている場合、傷みが進んでいる証拠です。スーパーに並んでいる時から水っぽい鶏肉がありますが、これは鮮度が落ちて傷みやすい状態なので、購入時から注意が必要です。
私の経験では、においが一番確実な判断基準です。少しでも「あれ?」と思ったら、食べないことをおすすめします。「もったいない」という気持ちもわかりますが、食中毒になるリスクと天秤にかければ、答えは明らかですよね。
正しい鶏肉の保存方法
鶏肉を安全に保存するための 正しい方法 を覚えておきましょう。
購入後すぐに冷蔵庫へ
スーパーで購入したら、できるだけ早く冷蔵庫に入れる ことが基本です。特に夏場は、保冷バッグや保冷剤を使って持ち帰ることをおすすめします。
車で買い物に行く場合、車内に放置するのは絶対にNGです。炎天下の車内は50℃以上になることもあり、あっという間に鶏肉が傷んでしまいます。
冷蔵保存のコツ
冷蔵庫に入れる際は、チルド室がベスト です。チルド室は約0℃〜2℃で、通常の冷蔵室よりも低温なので、鮮度が保たれやすいんです。
パックのまま保存する場合は、そのまま入れてOKですが、できれば早めに使い切りましょう。冷蔵保存の目安は、購入日を含めて2日以内です。
冷凍保存のコツ
すぐに使わない場合は、購入したその日に冷凍 してしまうのが賢い選択です。
パックから出して、ラップで小分けにして包み、ジップロックなどの密閉袋に入れて冷凍します。空気をしっかり抜くことで、冷凍焼けを防げます。下味をつけてから冷凍すると、解凍後すぐに調理できて便利ですよ。
冷凍した鶏肉の保存期間は、約2週間〜1ヶ月が目安です。長期間冷凍すると風味が落ちるので、できるだけ早めに使い切りましょう。
私は週末にまとめ買いをするので、その日のうちに使わない分は必ず冷凍しています。小分けにしておくと、必要な分だけ解凍できるので無駄がありません。
冷凍鶏肉の正しい解凍方法
冷凍した鶏肉を解凍するときも、常温放置は絶対にNG です。
冷蔵室で解凍
最も安全な方法は、冷蔵室でゆっくり解凍する ことです。使う前日の夜に冷凍室から冷蔵室に移しておけば、翌日には使える状態になります。
時間はかかりますが、菌の繁殖を最小限に抑えられる最も安全な方法です。私も基本的にこの方法で解凍しています。
氷水で解凍
急いでいる場合は、密閉袋に入れて氷水に浸ける 方法もあります。氷が解けて温度が上がらないよう、時々氷を追加してください。
この方法なら、冷蔵室よりも早く解凍できますが、常温の水は使わないように注意してください。
電子レンジで解凍
電子レンジの解凍機能を使う場合は、短時間ずつ様子を見ながら 解凍しましょう。一気に解凍しようとすると、均等に解凍できなかったり、一部が加熱されてしまったりします。
解凍したら、その日のうちに使い切ることが大切です。再冷凍は絶対にNG です。菌が繁殖しやすい状態になっているので、解凍後は速やかに調理してください。
調理前に常温に戻す必要はある?
レシピで「鶏肉を常温に戻してから調理する」と書いてあることがありますが、これは 本当に必要なのでしょうか。
結論から言うと、夏場は常温に戻す必要はありません。食中毒のリスクを考えると、冷蔵庫から出してすぐに調理した方が安全です。
ステーキ肉など厚みのある肉の場合、常温に戻すことで中まで火が通りやすくなるというメリットはあります。しかし、鶏肉の場合は食中毒のリスクの方が大きいので、冷たいまま調理して問題ありません。
どうしても常温に戻したい場合は、冬場に限り、15分〜30分程度 にとどめてください。それ以上置くと、菌が繁殖する危険があります。
私は以前、レシピ通りに常温に戻してから調理していましたが、食中毒のリスクを知ってからは、冷蔵庫から出してすぐに調理するようになりました。特に仕上がりに差は感じていませんよ。
とりもも肉の西京漬け焼き定食
— akiはりょーかに大ぞっこん🩵 (@akimimu) January 19, 2026
鶏肉好きとしてはこのお店あのランチ制覇するまで通う! pic.twitter.com/0jAXIwleOo
調理後の鶏肉も常温放置は危険
意外と見落とされがちですが、調理後の鶏肉も常温放置は危険 です。
一度しっかり火を通した鶏肉でも、常温で放置すると「ウェルシュ菌」が増殖する可能性があります。ウェルシュ菌は、酸素がないところで増殖し、熱に強い菌です。
カレーやシチュー、煮物などで発生しやすく、調理後に鍋ごと常温に置いておくと危険なんです。私も以前、作り置きしたチキンカレーを鍋ごと一晩置いてしまい、翌日お腹を壊したことがあります。
調理後の鶏肉も、粗熱が取れたらすぐに冷蔵庫へ 入れましょう。お弁当に入れる場合も、しっかり冷ましてから詰めることが大切です。
よくある質問
鶏肉を1時間常温放置してしまったら?
夏場(5月〜10月)の場合、1時間の常温放置は危険です。色、におい、触感をチェックして、少しでも異変があれば食べないでください。冬場でも、部屋の温度が高い場合は同様に注意が必要です。においが正常でも、見えない菌が繁殖している可能性があるため、不安な場合は廃棄をおすすめします。
加熱すれば食中毒菌は死ぬ?
カンピロバクターやサルモネラ菌は、75℃で1分以上加熱すれば死滅します。しかし、菌が作り出した毒素は熱に強く、加熱しても無害化できない場合があります。また、一度腐ってしまうと、加熱しても臭みや味は変わりません。「しっかり加熱すれば大丈夫」と安易に考えるのは危険です。
冷凍鶏肉を常温解凍してしまった
冷凍鶏肉を常温で解凍するのは絶対にNGです。解凍中に表面から温度が上がり、菌が急激に繁殖します。冷凍したからといって菌が死滅するわけではなく、解凍時に活動を再開します。もし常温解凍してしまった場合は、におい
や色をよくチェックし、少しでも異変があれば食べないでください。
買ってきた鶏肉をすぐ冷蔵庫に入れなかった
購入後、帰宅までの時間が1時間以内で、保冷バッグを使っていれば大丈夫な場合が多いです。ただし、夏場の車内放置や、炎天下での持ち歩きは危険です。帰宅後すぐに冷蔵庫に入れれば、鮮度を保てます。心配な場合は、においや色をチェックしてから使いましょう。
「鶏肉」の人気商品をレビュー件数順に楽天でチェック!まとめ
鶏肉の常温放置は、夏場で30分、冬場でも1時間が限界 です。牛肉や豚肉と違い、鶏肉は非常に傷みやすく、食中毒のリスクが高いため、シビアに判断する必要があります。
鶏肉にはカンピロバクターやサルモネラ菌が付着しており、常温(15℃〜25℃)では菌が活発に繁殖します。感染すると激しい腹痛、下痢、発熱などの症状が出て、免疫力の低い人は重症化するリスクがあります。
腐った鶏肉の見分け方は、色(灰色や白っぽく変色)、におい(酸っぱい、硫黄臭、アンモニア臭)、触感(ヌルヌル、粘り気)、パック内の水分(大量のドリップ)で判断します。少しでも異変を感じたら、食べずに廃棄してください。
正しい保存方法は、購入後すぐに冷蔵庫のチルド室へ入れることです。すぐに使わない場合は、その日のうちに小分けにして冷凍しましょう。解凍は冷蔵室でゆっくり行い、常温解凍は絶対にNGです。
調理前に常温に戻す必要はなく、特に夏場は冷蔵庫から出してすぐに調理した方が安全です。調理後の鶏肉も、粗熱が取れたらすぐに冷蔵庫に入れてください。
「もったいない」という気持ちもわかりますが、食中毒のリスクを考えると、少しでも不安な鶏肉は食べない判断が正しいです。安全第一で、美味しく鶏肉を楽しみましょう。


