SNSで見かける可愛い猫の影の写真、気になっていませんか？2025年春からTikTokやInstagram、Xで大流行中の「影猫ポーズ」は、自分の影を猫のシルエットに見立てた新感覚の撮影方法です。顔を出さずに可愛い写真が撮れると話題になり、K-POPアイドルから一般の人まで、たくさんの人がチャレンジしています。この記事では、影猫ポーズの元ネタからやり方、成功のコツまで詳しくお伝えします。
影猫ポーズとは？SNSで大バズしたミームの正体
猫影ポーズ pic.twitter.com/FCL8cOjuBV
— kaido (@kaido_ggg) May 27, 2025
影猫ポーズとは、照明を背に腕を組んでしゃがみ、自分の影を猫のシルエットに見立てる撮影方法です。腕で猫の耳を、指でヒゲを表現することで、地面や壁に映る影がまるで本物の猫のように見えるんです。
このポーズの魅力は、何といっても顔を出さずにSNS映えする写真が撮れること。プライバシーを守りながらオシャレな写真をシェアできるため、特にZ世代と呼ばれる若者たちの間で爆発的に広がりました。シンプルながら独創的なアイデアと、誰でも挑戦できる手軽さが人気の秘訣なんですね。
影猫ポーズの元ネタはどこから？バズったきっかけを解説
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— ₊ ✚ bugbug ✚ ₊ (@bugbug000) May 8, 2025
影猫ポーズの元ネタについては、実は複数の発信源があるとされています。最初に投稿したのは中国のSNSアプリ「小紅書（RED）」のユーザーだったという説が有力ですが、世界中に広まるきっかけを作ったのは別の人物でした。
Xユーザーの「✚ bugbug ✚」さんが2025年5月8日に投稿した一枚の写真が、影猫ポーズを世界的なブームにしました。「milady」という一言と共に投稿されたこの写真は、わずか数日で数十万のいいねを獲得し、表示回数はなんと7,500万回超えという驚異的な数字を記録したんです。現時点では表示回数1億回を超え、いいね数も77万を突破しています。
「milady」という言葉は英語で「奥方」「お嬢様」など、貴族階級の女性を指す言葉です。シンプルながらも写真一枚で意図が伝わる投稿スタイルが、多くの人の心を掴みました。写真を見れば誰でもやり方が分かる親しみやすさと、完成した時の驚きのあるビジュアルが受けたんですね。
K-POPアイドルが火付け役！拡散が加速した理由
影猫ポーズが日本を含む世界中で大流行したのは、K-POPアイドルたちの投稿がきっかけでした。LE SSERAFIMのウンチェさん、NMIXXのリズさんとイソさん、TXTのテヒョンさん、TWSのハンジンさんなど、人気アイドルたちが次々と「＃猫影ポーズ」のハッシュタグをつけて投稿したことで、ファンの間でも一気に広がったんです。
推しと同じポーズができる、推しと「おそろい」の写真が撮れるという一体感が、ファンにとっては特別な意味を持ちます。「推しの猫影が見られて幸せ！」「次は誰がやるか楽しみ」といった声が続出し、推し活文化の一環として受け入れられていきました。
韓国では「그림자 고양이（影猫）」と呼ばれ、日本でも「猫影ポーズ」「影猫ポーズ」などの名前で親しまれています。アイドルだけでなく、キズナアイさんやSTU48の渡辺菜月さんなど、日本の著名人も続々とチャレンジしています。
影猫ポーズの基本的なやり方を詳しく解説
それでは、実際に影猫ポーズを撮影する方法を詳しく説明していきますね。必要なものは照明（スマホのライトでもOK）と撮影係の人だけなので、気軽にチャレンジできますよ。
ステップ1：腕を交差して猫の耳を作る
まず、両腕をクロスさせて頭の上まで持ち上げます。肘を立てて左右に広げることで、猫の耳のような形を作ります。この時、肘の位置が高いほど猫の耳がピンと立った印象になります。
肘で耳を作る動作は肩回りの柔軟性が必要になるので、始める前に軽い準備体操をしておくと良いですよ。無理に高く上げようとすると肩を痛める可能性があるので、自分の体と相談しながら無理のない範囲で調整してくださいね。
ステップ2：指でヒゲを表現する
片手で人差し指、中指、薬指の3本を伸ばして広げます。これが猫のヒゲになります。指を3本使うことを「スリーピース」と呼んだりもします。指と指の間隔を広げることで、ヒゲの存在感がはっきりと影に現れます。
指がつりそうになることもあるので、撮影前に手のストレッチをしておくのもおすすめです。実際に試してみた人の中には「指がつりそうになった」という声も多く聞かれました。
ステップ3：光の当て方がポイント
影猫ポーズで最も重要なのが光の当て方です。真上や真後ろから光を当てるのではなく、斜め45度くらいの後方から当てるのがコツです。こうすることで立体的な猫のシルエットがくっきりと浮かび上がります。
スマホのライトを使う場合は、影を作りたい場所（壁や地面）から1メートルから1.5メートル以内の距離に立つのがおすすめです。光源との距離が遠すぎると影がぼやけてしまい、近すぎると影が大きくなりすぎてしまいます。
ステップ4：しゃがんで撮影してもらう
最後に、しゃがんだ姿勢でポーズを取り、撮影係の人に撮ってもらいます。自分一人での撮影はかなり難しいので、友達や家族に協力してもらうのが確実です。何度か光の角度やポーズを微調整しながら、ベストショットを狙いましょう。
失敗しないための撮影コツと注意点
実際に挑戦してみると、意外と難しいのが影猫ポーズの特徴でもあります。ここでは失敗しないためのコツをいくつかご紹介しますね。
時間帯と場所選びが重要
撮影に適しているのは、自然光を使う場合は斜光が見込める夕方の時間帯です。昼間の真上から降り注ぐ太陽光だと、影が短く縮こまって見えることがあります。夜は街灯の下で撮影するのもおすすめですよ。
室内で撮影する場合は、スマホのライトやスタンドライトを使いましょう。壁に影を映す方法もあるので、地面だけでなく壁も試してみると面白いですよ。
服装は暗い色がおすすめ
影の輪郭をよりハッキリと映すには、暗い色の服を着るのがポイントです。黒やネイビーなどの濃い色を選ぶと、影のシルエットが鮮明に浮かび上がります。逆に背景と同系色の服だと影がぼやけやすくなるので注意が必要です。
また、ぴったりした服を着た方がシルエットがきれいに出ます。ダボダボの服だと影の形が崩れてしまうことがあるんです。
完璧を目指さなくてもOK
影猫ポーズは見た目以上にテクニックが求められるため、最初から完璧にできる人は少ないです。「全然うまくできなかった」「友達に撮ってもらったけど難しかった」という声もたくさん聞かれます。
でも安心してください。完璧じゃなくても楽しむことが大切なんです。むしろ失敗作や工夫の過程を共有することそのものが、今のSNS文化ではコンテンツとして楽しまれています。何度もチャレンジして少しずつ上達していく過程も含めて、影猫ポーズの醍醐味なんですよ。
影猫ポーズの派生バージョンも続々登場
基本の影猫ポーズが広まるにつれて、様々な派生バージョンも生まれています。自分なりのアレンジを加えて、オリジナリティあふれる作品を作るのも楽しいですよ。
白鳥ポーズ
手首を上手に捻ることで、白鳥の首を表現した「白鳥ポーズ」も人気です。猫とは違った優雅な雰囲気が楽しめます。「ちゃんと白鳥で凄い」「可愛くて声出して笑っちゃった」と好評です。
しっぽを書き足すアレンジ
基本の猫影ポーズで撮影した後、写真編集アプリで影にしっぽを書き足す方法も流行っています。より猫らしさが増して可愛さがアップするんです。「影にしっぽついてるのサイコーにかわいい」という声も多く聞かれました。
イラストやアバターでの再現
日本では実際に撮影するだけでなく、3Dアバターで再現したり、イラストのネタにする人も多いです。VTuberの方々がアバターで影猫ポーズをしている姿や、キャラクターが挑戦しているイラストなど、様々な形で楽しまれています。
影猫ポーズが若者に支持される理由とは
なぜ影猫ポーズはこれほどまでに若者たちに支持されているのでしょうか。その背景には、現代のSNS文化と若者の価値観が深く関わっています。
匿名性と自己表現の両立
顔を出さずにSNS映えする写真が撮れるというのが、影猫ポーズの最大の魅力です。プライバシーを守りながら自分らしさを表現できるこのスタイルは、Z世代の価値観にぴったりとマッチしています。
「顔出しするのに抵抗がある」という人でも気軽に挑戦でき、アイコンにも使いやすいというメリットがあります。自分を表現したいけれど個人情報は守りたい、という現代人のニーズに応えているんですね。
挑戦のしがいがある難易度
一見簡単そうに見えて、実は光の角度やポーズの調整が必要な影猫ポーズ。この「ちょっと頑張れば誰でもできそう」という絶妙な難易度設定が、若者の挑戦欲を刺激しています。
照明条件や影の精度という試行錯誤が必要な点は、Z世代の「映え研究」や「挑戦欲」と相性が良く、成功した時の達成感もひとしおです。何度もチャレンジして完成度を高めていく過程も楽しみの一つなんですよ。
推しとの一体感
K-POPアイドルなど推しが投稿している影猫ポーズを自分も真似することで、推しとの一体感を感じられるのも人気の理由です。「推しとおそろい」という感覚は、推し活文化の中で特別な意味を持っています。
同じポーズを取ることで、ファン同士のつながりも生まれます。「私も挑戦しました」とSNSで共有し合うことで、共通体験による一体感が強まっているんですね。
INIの猫影ポーズはいつだってヒゲの数MINI(3本と2本) pic.twitter.com/s9om28QuIG
— こむ (@Hiro04mu_INI) July 9, 2025
影猫ポーズを実際にやってみた体験談
僕も実際に影猫ポーズにチャレンジしてみました。友達に協力してもらって、夕方の公園で撮影してみたんです。
最初は「簡単そう」と思っていたんですが、実際やってみると意外と難しい。腕を高く上げるのが思った以上にキツくて、肩がつりそうになりました。それに光の角度を調整するのも一苦労。友達に「もうちょっと右」「もう少し後ろ」と何度も動いてもらいながら、やっとそれっぽい影が作れました。
指を広げてヒゲを作るのも、最初はうまくできませんでした。3本の指をしっかり広げないと影がぼやけてしまうんです。何度か練習して、やっと猫らしいシルエットが撮れた時は「できた！」と嬉しくなりましたね。
完成した写真を見ると、確かに猫っぽい影になっていて感動しました。顔が写っていないのにSNSで使える可愛い写真が撮れたのは新鮮な体験でしたよ。完璧とは言えないクオリティですが、それでも達成感があって楽しかったです。
影猫ポーズはどこで撮れる？おすすめの撮影場所
影猫ポーズを撮影するのに適した場所をいくつかご紹介します。場所選びで写真の雰囲気もガラッと変わりますよ。
公園の街灯下
夜の公園の街灯下は影猫ポーズの定番スポットです。街灯の光が程よい角度から当たるため、クッキリとした影が作りやすいんです。人通りが少ない時間帯を選べば、周りを気にせず撮影できますよ。
自宅の壁
家の中でも撮影できます。白い壁にスタンドライトやスマホのライトを当てれば、簡単に影猫ポーズが楽しめます。天候に左右されないので、いつでも好きな時に撮影できるのがメリットです。
夕暮れの広場
夕方の斜光が差し込む広場も絶好の撮影スポット。自然光の柔らかい雰囲気が、影猫ポーズに温かみを与えてくれます。夕日をバックに撮影すれば、ロマンチックな雰囲気の写真が撮れますよ。
スタジオや室内施設
本格的に撮影したい人は、照明設備が整ったスタジオを利用するのもおすすめです。光の角度や強さを自由に調整できるため、理想的な影猫ポーズが撮影できます。
影猫ポーズを使った楽しみ方アイデア
影猫ポーズは撮影するだけでなく、様々な使い方ができます。ここではいくつかのアイデアをご紹介しますね。
SNSのアイコンに使う
顔を出さずに個性的なアイコンが欲しい人にぴったりです。猫好きをアピールできるし、他の人と差別化もできます。プロフィール写真として使えば、覚えてもらいやすくなりますよ。
友達と一緒に撮影会
複数人で影猫ポーズに挑戦すれば、より楽しい思い出になります。それぞれの猫影を比べてみたり、一緒に並んで撮影したりと、遊び方は無限大です。誰が一番猫っぽく撮れるか競争するのも面白いですよ。
季節やイベントに合わせたアレンジ
クリスマスやハロウィンなど、季節のイベントに合わせてアレンジするのも楽しいです。背景を工夫したり、小物を加えたりすることで、オリジナリティあふれる作品が作れます。
成長記録として
定期的に影猫ポーズを撮影すれば、成長記録としても使えます。子どもの身長の変化や、自分の上達具合を見比べるのも面白いですよ。
影猫ポーズに関するよくある質問
Q1：一人でも影猫ポーズは撮影できますか？
一人での撮影はかなり難しいのが正直なところです。しゃがんでポーズを取りながらカメラを操作するのは至難の業なので、最低でも一人の撮影係が必要になります。どうしても一人で撮りたい場合は、三脚を使ってセルフタイマーで撮影する方法もありますが、何度も調整が必要になるので根気が要ります。
友達や家族に協力してもらうのが一番確実で楽しいですよ。二人で協力することで、光の角度やポーズの微調整がしやすくなりますし、一緒に試行錯誤する過程も思い出になります。
Q2：スマホのライトでも綺麗に撮影できますか？
スマホのライトでも十分に綺麗な影猫ポーズが撮影できます。実際に多くの人がスマホのライトを使って成功させています。ポイントは、ライトと被写体との距離を1メートルから1.5メートル程度に保つことです。
ただし、スマホのライトは光量が限られているので、暗い場所で撮影する場合は影がぼやけやすくなります。明るめの室内や、他の照明も併用すると良いでしょう。懐中電灯やスタンドライトを使うと、より鮮明な影が作れますよ。
Q3：どうしても猫っぽい影にならないのですが、コツはありますか？
猫っぽい影にならない原因はいくつか考えられます。まず光の角度を確認してください。真上や真後ろからではなく、斜め45度の後方から光を当てることが重要です。光源の位置を少しずつ変えながら、一番猫らしく見える角度を探してみましょう。
次に、ポーズの形を見直してみてください。肘をしっかり立てて左右に広げること、指を3本きちんと広げることが大切です。体が硬い人は無理に高く上げようとせず、自分ができる範囲で調整すればOKです。完璧を目指さず、自分なりの猫っぽさを見つけるのも楽しいですよ。
Q4：影猫ポーズは子どもでも楽しめますか？
子どもでも十分に楽しめます。むしろ子どもの柔軟性を活かして、大人よりも綺麗な猫影が作れることもあります。ただし、腕を高く上げるポーズは子どもにとって負担になる場合があるので、無理をさせないように注意してください。
親子で一緒に挑戦すれば、楽しい思い出作りになりますよ。子どもは影遊びが大好きなので、影猫ポーズをきっかけに様々な影遊びに発展させることもできます。猫以外の動物に挑戦してみるのも面白いですね。
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影猫ポーズは、Xユーザーの投稿をきっかけに世界中で大流行した影遊びです。腕を交差して肘で猫の耳を作り、指でヒゲを表現し、斜め後方から光を当てることで、可愛い猫のシルエットが完成します。
顔を出さずにSNS映えする写真が撮れる手軽さと、試行錯誤する楽しさが若者に支持され、K-POPアイドルの投稿でさらに拡散が加速しました。完璧を目指さず、自分なりの猫影を楽しむことが大切です。
白鳥ポーズやしっぽを書き足すアレンジなど、派生バージョンも続々と生まれています。友達や家族と一緒に、ぜひ影猫ポーズに挑戦してみてくださいね。何度も練習して自分だけの完璧な猫影を作り上げる達成感を、ぜひ味わってみてください。
