最近、+1844から始まる電話番号からの着信が増えていませんか？この記事では、1844番号からの迷惑電話を完全にブロックする方法と、万が一出てしまった時の対処法まで詳しく解説します。iPhone・Android別の具体的な設定手順も画像付きで説明するので、機械が苦手な方でも安心して実践できます。
こんな番号の着信あってすぐ拒否しました
— ぽけ+ (@Kch23311648) February 18, 2024
+1844はアメリカ？らしい
明らかに詐欺なので出ないようにご注意を！⚠️ pic.twitter.com/YWCUyBb5eJ
1844電話番号とは？基本知識を分かりやすく解説
+1844の電話番号の正体
+1844から始まる電話番号は、アメリカまたはカナダからの国際電話です。番号の構成を詳しく見てみると、「+1」がアメリカ・カナダの国際電話コード、「844」がアメリカ国内のトールフリー番号（無料電話番号）を表しています。
通常、アメリカ国内では「1-800-」から始まる無料電話が一般的ですが、833, 855, 866, 877, 888なども無料電話として使われます。しかし、国際通話となると話は別で、受信者側に高額な通話料金が請求される場合があります。
なぜ1844番号が問題になっているのか
これらの電話は高確率で詐欺行為に関連しているため、多くの人が被害を受けています。私の友人も実際に+1844から始まる番号に出てしまい、「NTTファイナンスの未納料金」について話を聞かされそうになりました。幸い、途中で怪しいと気付いて電話を切ったため被害は免れましたが、一歩間違えれば大変なことになるところでした。
1844番号からの詐欺電話の手口と実例
よくある詐欺の手口
1844番号を使った詐欺には、いくつかのパターンがあります。最も多いのが、「NTTファイナンスです。あなたには未納の料金があります」という内容です。この手口では、電話に出ると自動音声や人間のオペレーターが登場し、料金の未納について説明を始めます。
実際の被害者の報告によると、30万円の金額を求められた人もいるそうです。詐欺師は巧妙に不安を煽り、「今すぐ支払わないと法的措置を取る」などと脅してきます。
実際の体験談
私知り合いの方は、朝の忙しい時間帯に+1844から着信があり、焦って電話に出てしまったそうです。相手は「NTTファイナンス」を名乗り、未納料金があると告げてきました。しかし、途中で怪しいと感じて電話を切り、すぐに着信拒否設定をしたとのことです。
別の方は、+1844から着信があり、同じくNTTファイナンスの未払いについて音声ガイダンスが流れたと報告されています。このように、同じ手口で多くの人がターゲットにされていることが分かります。
【iPhone】1844番号の着信拒否設定方法
基本的な着信拒否設定
iPhoneで特定の番号を着信拒否する方法は、とても簡単です。以下の手順で設定できます：
- 電話アプリを開く
- 「履歴」タブをタップ
- 着信拒否したい番号の横にある「ⓘ」マークをタップ
- 「発信者を着信拒否」をタップ
- 確認画面で「連絡先を着信拒否」をタップ
これで、その番号からの着信は自動的に拒否されるようになります。
不明な発信者をまとめて拒否する方法
iOS 13以降では、「不明な発信者を消音」をオンにして、知らない人からかかってくる電話をまとめて着信拒否できます。この機能は特に効果的で、連絡先に登録されていない番号からの着信をすべて拒否してくれます。
設定方法：
- 設定アプリを開く
- 「アプリ」>「電話」をタップ
- 「不明な発信者を消音」をオンにする
ただし、この機能を使う場合は注意点があります。電話番号を使ってテキストメッセージをやり取りしたことがある相手や、メールで電話番号を共有してくれた相手が、その番号からかけてきた電話は通常通りに着信します。
【Android】1844番号の着信拒否設定方法
標準の電話アプリでの設定
Androidでも、基本的な着信拒否設定は簡単です：
- 電話アプリを開く
- 通話履歴から着信拒否したい番号を選択
- 番号を長押しまたは詳細画面を開く
- 「ブロック」または「着信拒否」をタップ
- 「ブロックして迷惑電話として報告」を選択
機種によって多少操作が異なる場合がありますが、基本的な流れは同じです。
キャリア提供のブロック機能
auでは、2021年2月8日より、Android™の対象機種で「迷惑メッセージ・電話ブロック」アプリをご利用の方は、海外からの着信をブロックできるようになりました。
この機能を使えば、1844番号を含む海外からの着信をまとめてブロックできるため、非常に効果的です。設定方法は以下の通りです：
- 「迷惑メッセージ・電話ブロック」アプリを開く
- 設定メニューから「海外電話ブロック」を選択
- 機能をオンにする
キャリア別の着信拒否サービス
ドコモの場合
ドコモでは、「迷惑電話ストップサービス」を提供しています。月額使用料は無料で、最大30件まで着信拒否番号を登録できます。国際電話からの着信も拒否できるため、1844番号対策としても有効です。
auの場合
auでは、「迷惑電話撃退サービス」があります。月額110円で、最大30件まで登録可能です。また、前述の通り「迷惑メッセージ・電話ブロック」アプリでは海外からの着信を一括ブロックできます。
ソフトバンクの場合
ソフトバンクでは、「ナンバーブロック」サービスを提供しています。月額110円で最大20件まで登録でき、国際電話の着信拒否も可能です。
さっきかかってきた電話。NTTファイナンスからで電話料金未納があるとパソコンの声。
— アブラハムの妻 (@isaqu0709) December 19, 2024
固定電話のNTTには私の携帯番号教えてない。
調べたら+1844はアメリカかららしい。皆さん、詐欺電話です。
着信拒否しましょう。
#+18448650666#詐欺 pic.twitter.com/SGDeHEeRqx
1844番号に出てしまった場合の対処法
すぐにやるべきこと
もし1844番号に出てしまった場合は、以下の対処を即座に行ってください：
- すぐに電話を切る
- 相手の要求には一切応じない
- 個人情報を絶対に教えない
- その番号を着信拒否設定に追加する
私が経験した事例では、相手が「確認のため」と称して名前や住所を聞いてくることがありました。しかし、正規の会社であれば既にこれらの情報を把握しているはずです。情報を求められた時点で詐欺だと判断して間違いありません。
二次被害を防ぐための対策
電話に出てしまった後は、二次被害を防ぐことが重要です：
- 折り返し電話は絶対にしない
- 相手から教えられた電話番号には連絡しない
- 家族や友人にも注意を促す
- 必要に応じて警察や消費生活センターに相談する
1844番号詐欺の最新動向と対策
2024年の傾向
2024年に入ってから、1844番号を使った詐欺の手口はより巧妙になっています。以前は明らかに怪しい日本語で話すことが多かったのですが、最近では流暢な日本語を話すオペレーターも増えています。
また、NTTファイナンス以外にも、大手通信キャリアや電力会社を名乗るケースも報告されています。手口が多様化しているため、より一層の注意が必要です。
効果的な予防策
詐欺電話の被害を完全に防ぐためには、以下の予防策が効果的です：
- 知らない国際電話番号には絶対に出ない
- 着信拒否機能を積極的に活用する
- 家族間で情報共有を行う
- 定期的に最新の詐欺情報をチェックする
私の家では、月に一度は詐欺電話の情報を家族で共有するようにしています。特に高齢の両親には、新しい手口について詳しく説明し、対処法を繰り返し伝えています。
その他の国際電話詐欺との違い
+1844と他の番号の比較
1844番号以外にも、様々な国際電話番号を使った詐欺があります：
- +1-800系：アメリカの無料電話番号
- +86：中国からの電話
- +82：韓国からの電話
- +44：イギリスからの電話
これらの中でも、+1844は特にトールフリー番号を悪用している点で悪質です。本来は受信者が無料で通話できるはずの番号を使い、逆に高額請求を行う手口だからです。
見分け方のポイント
正規の国際電話と詐欺電話を見分けるポイントをまとめました：
正規の電話の特徴：
- 事前に連絡の予定がある
- 相手の身元が明確
- 無理な要求をしない
- 時間をかけて説明してくれる
詐欺電話の特徴：
- 突然の着信
- 緊急性を強調する
- 個人情報を求める
- 金銭の支払いを要求する
1844番号詐欺の法的側面と相談先
法的な問題点
1844番号を使った詐欺は、以下の法的問題を含んでいます：
- 詐欺罪（刑法246条）
- 特定商取引法違反
- 消費者契約法違反
- 電気通信事業法違反
これらの法律に違反する行為であり、発覚すれば厳しい処罰を受けることになります。
相談できる機関
被害にあった場合や不安がある場合は、以下の機関に相談できます：
- 警察（#9110）：詐欺被害の相談
- 消費生活センター（188）：消費者トラブル全般
- 国民生活センター：詐欺情報の提供
- 各通信キャリアの相談窓口：着信拒否の設定サポート
私も過去に不審な電話について警察に相談したことがありますが、親身になって話を聞いてくれ、対処法についてもアドバイスをもらえました。
よくある質問（FAQ）
Q1: 1844番号からの着信は全て詐欺なのでしょうか？
必ずしもすべてが詐欺というわけではありませんが、高確率で詐欺行為に関連しているのが現状です。アメリカやカナダに知人がいない限り、出ない方が安全でしょう。正規の用件であれば、相手から別の方法で連絡が来るはずです。
Q2: 着信拒否を設定したのに、また別の1844番号から電話がかかってきます
詐欺業者は複数の電話番号を使い回すことが多いため、一つの番号を拒否しても別の番号から電話をかけてくることがあります。この場合は、キャリアの海外電話一括拒否機能や、iPhoneの「不明な発信者を消音」機能を使うことをおすすめします。
Q3: 1844番号に折り返し電話をしてしまいました。どうすればよいですか？
まずは慌てず、以下の対応を取ってください：
- すぐに電話を切る
- 通話料金を確認する（キャリアに問い合わせ）
- その番号を着信拒否に追加
- 今後一切その番号には連絡しない 高額請求が来た場合は、消費生活センターや弁護士に相談することをおすすめします。
Q4: 家族が1844番号の詐欺に引っかかってしまいました
お金を支払ってしまった場合は、すぐに以下の行動を取ってください：
- 警察に被害届を提出
- 銀行やクレジットカード会社に連絡
- 弁護士や消費生活センターに相談
- 二次被害防止のため関連する番号をすべて着信拒否
早期の対応が被害拡大を防ぐ鍵となります。
Q5: 会社の電話に1844番号から頻繁に電話がかかってきます
法人向けの詐欺電話も増加しています。以下の対策を検討してください：
- 社内で注意喚起を行う
- 受付担当者に対処法を教育
- ビジネスフォンの着信拒否機能を活用
- 必要に応じてセキュリティ会社に相談
特に経理部門や総務部門が狙われやすいため、重点的な対策が必要です。
「防犯対策」の人気商品をレビュー件数順に楽天でチェック！まとめ：1844電話番号詐欺から身を守るための完全対策
1844から始まる電話番号からの着信は、ほぼ確実に詐欺電話だと考えて間違いありません。この記事で紹介した着信拒否設定を使って、しっかりと自分と家族を守りましょう。
重要なポイントをまとめると：
- +1844はアメリカ・カナダからの国際電話で、多くが詐欺目的
- iPhone・Android共に簡単に着信拒否設定が可能
- キャリアの海外電話拒否サービスも効果的
- 万が一出てしまっても、すぐに電話を切り着信拒否設定を
- 被害にあった場合は警察や消費生活センターに即座に相談
最新の詐欺手口は日々進化していますが、基本的な対策をしっかりと行っていれば被害を防げます。この記事の内容を参考に、安心・安全な電話環境を整えてください。また、身近な人にもこの情報を共有して、みんなで詐欺被害を防いでいきましょう。
