「電気毛布で火事になる事があるの?」
寒い冬を快適にすごせる電気毛布ですが、使い方次第では危険があります。
今回の記事では、電気毛布で火事になる原因や防ぐ為の対策を、サクッと深掘りしてみました。
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電気毛布が原因で火事になる可能性がある
この時期の付けっ放し系、火事に繋がる恐れがあるからとても怖い (電気毛布とか、地方によってはヒーターとか)
— ぽぽやまぽっく (@poc_popoyama) January 15, 2023
こたつ、電気毛布での火事はよく聞くから怖いのと消し忘れることがよくあるから怖いのと、今更そんなもの買えない
— チャン・メィ (@t0matgec0) January 18, 2023
暖かいので冬場に重宝する電気毛布ですが、火事になる可能性があるのか心配になりますよね。
結論からいうと、火事になった事例もあるので注意が必要です。
以下で詳しく説明していきます。
実際にあった電気毛布が原因の火事事例
実際に電気毛布が原因の火災が発生しています。この件からわかるように、使用上の注意をしっかり守る必要があります。
アイリスオーヤマの電気毛布が発火?
使用開始から一時間で電源が入らなくなったので、返品手続き開始。その後よく見ると、燃えているじゃないか! 危うく火事になるところだった。とんでもない商品だ。
引用元:digvalue.com
このサイトの信用度がわからないので、本当の事なのか、はっきりしたことは言えません。
電気毛布をカーテンにしてみた。
ほのかに暖かいから、窓からの冷気は防げるよ。
アイリスオーヤマさん、カーテン毛布を作れば売れるかもよ。 pic.twitter.com/Hsp34YH3XV— John Lemmon (@facom23048) February 4, 2023
アイリスオーヤマの電気毛布は人気があり、相当数売れているので、可能性がゼロではありません。
ただ、どんな電気毛布でも、使い方次第では火事になる危険性があります。
火事になっている暖房器具の比率
暖房機器の火災による死者は10年間で90人発生しています。
電気毛布は10年間で3人ですが、気をつける必要があるのは間違いありません。
電気毛布で火事を防ぐ為の対策
電気毛布で火事を防ぐ為の対策をまとめました。
電気毛布を正しく使う
電気毛布を正しく使用しないと、火事に繋がる危険性があります。
購入した電気毛布の取扱説明書をしっかりと読んで、正しい使い方をしましょう。
劣化した電気毛布を使わない
電気毛布が劣化すると、発火する可能性が高まります。
メーカーが推奨している電気毛布の交換時期は約3~5年です。
電気毛布は故障を気づきにくい商品なので、買い替え時がわかりづらく、劣化したまま使い続けている可能性があります。
以下のような場合は、電気毛布の買い替えを検討するサインかもしれません。
・なかなか温まらなくなった
・毛布の一部に温まらないところがある
電源プラグやコードの劣化をチェック
電気毛布はもちろん、電化製品の火災原因とされているのが、電源プラグやコードの劣化です。
劣化や破損に気が付きにくい部分だけに、定期的にチェックする事をおすすめします。
コードの銅線が見えてしまっている場合は、すぐに使用を中止して、新しい物に交換しましょう。
たこ足配線のしすぎに注意
たこ足配線(テーブルタップ)には限られた電流の量があります。
タップの限界容量を超えてしまうと、本体や配線が高温になり、最悪の場合は火事の危険性もあります。
容量オーバーにならないように、気をつけて使用しましょう。
ペットがいる場合の使用方法
猫や犬などのペットを飼っている方は要注意です。
ペットは電熱線を引っ掻いたり、噛んだりする恐れがあるので、電気毛布の電源を入れた状態の場合、コードから出火する可能性があります。
家に人が居ない時や、寝ている時などは、電源を切るように注意しましょう。
電気毛布の掃除方法
電気毛布の劣化を防ぐために、しっかりと掃除する事が重要です。
・できるだけ毎日陰干しする
人間は寝ている間にもコップ1杯程度 (約200~300ml)の汗をかくので、電気毛布にも水分が移ってしまいます。陰干しして乾燥させる事で劣化を防ぐことに繋がります。
・掃除機やクリーナーでゴミを取る
電気毛布には「髪の毛」や「ほこり」がどうしても付着してしまうので、カビなどの発生源になってしまいます。掃除機やカーペットクリーナーなどで清潔な状態を保ちましょう。
電気毛布の保管方法
寒い冬が終わり、電気毛布を保管する時も注意が必要です。
・しっかりと密封保管する
袋に密封して保管しないと、ダニなどの発生源になり、電気毛布が劣化してしまいます。
・電源コードをコントローラーに巻き付けて保管しない
電源コードをコントローラーに巻き付けると、コードに負荷がかかり、劣化してしまいます。
火事以外で気をつけたいポイント
火傷のおそれ
また 起きたら
電気毛布で 低温火傷が
全然記憶ない
めっちゃ痛い……— 🍎ΑΚΕΜΙ🍎 (@arashimarin3) January 22, 2023
電気毛布で低温火傷💦ケツ痛ぇ…
— 裏<sky>Jun²YT (@JunJun__JP) January 20, 2023
電気毛布でやけどする事があります。
「低温やけど」という症状で、皮膚が44℃~50℃のものに長時間触れ続けることで起こります。
「低温やけど」は気づかないうちに起こるので、長時間の使用は避け、タイマーを設定する事をおすすめします。
電気代がかかる
電気毛布あったけぇぇ
電気代こええええええ— キニーquinny🚙🌏(キョダイマックスさん) (@912quinny) January 24, 2023
電気毛布はつけっぱなしにしていると、意外と電気代がかかります。
一般的な電気毛布は40~50Wなので、それを元に計算してみました。
消し忘れでつけっぱなしになっている事が多い商品なので、気をつける必要があります。
電気毛布のおすすめ
電気毛布のおすすめ商品をまとめました。
高レビュー商品ばかりを厳選しているので、購入の参考にしてみてください。
Sugiyama 電気敷き毛布 140×82cm
敷くタイプの薄め電気毛布です。
毛布本体のプラグからコントローラーのコネクターを抜きく事で、手洗いで洗濯できるので、ホコリやダニ予防になります。
サイズ:幅140×長さ80cm
本体重量:0.7kg
素材・材質:ポリエステル70%、アクリル30%
定格消費電力:55W
コイズミ 電気毛布 敷き毛布130×80cm
こちらも薄めの敷く用電気毛布で丸洗い可能です。
室温が15度以下になると、自動的にここちよい温度にコントロールしてくれます。
サイズ:130×80cm
本体重量(kg):0.7
消費電力:40W
保証期間:1年
本体丸洗い可
山善 ふわふわもこもこ 電気敷毛布 140×80cm
ふわふわもこもこの、厚めの電気毛布です。
温度感知機能を備えていて、過熱になった場合は電源が自動的に切れ、1~9時間のタイマー設定も可能なので、安全安心です。
・本体丸洗い可能
・ダニ退治機能
本体サイズ:タテ140×ヨコ80cm
本体重量:0.76kg
材質:ポリエステル100%
消費電力:50W
まとめ
電気毛布が原因で火事になる事があります。暖房器具の比率としては多くはないですが、実際に何件かの死亡事例もあります。
電気毛布で火事を防ぐ為、以下のの対策方法があります。
・劣化した電気毛布を使わない
・電源プラグやコードの劣化をチェック
・たこ足配線のしすぎに注意
・ペットがいる場合はコードを噛む事を注意
その他にも、「電気毛布をしっかり掃除する」「電気毛布を保管する時劣化しないようにする」など注意しましょう。
電気毛布は正しく使用すれば、寒い冬を暖かくしてくれる便利な商品です。安全に寒い冬を乗り切りましょう。