夏の海やプールで楽しく遊んでいる最中に、水着がずれてヒヤッとした経験はありませんか?せっかくのレジャーなのに、水着を直すことばかり気にして思いっきり楽しめないのは残念ですよね。この記事では、水着がずれてしまう原因から、ずれない水着の選び方、正しい着用方法まで詳しく解説します。今年の夏は水着のずれを気にせず、思いっきり楽しみましょう。
水着がずれてしまう主な原因とは
水着がずれる原因は、実はいくつかの要因が関係しています。まず理解しておきたいのは、バストの大きさが直接的な原因ではないということです。胸が小さいからずれるわけではなく、他にもっと重要な原因があるんです。
最も多い原因は、サイズが合っていないことです。水着は洋服のサイズとは選び方が違うので、普段着ている服のサイズで選んでしまうと失敗してしまいます。特に年齢とともにバストの形やサイズは変化しているのに、昔と同じサイズを選んでしまっているケースが意外と多いんです。
また、デザイン重視で水着を選んでしまうことも原因の一つです。かわいい水着を着たい気持ちはよくわかりますが、デザイン性の高い水着はホールド感が弱いものも多く、水の中で動くとどうしてもずれやすくなってしまいます。
さらに、水に入ると水圧で体が小さくなり、水着自体も水を吸収して少し伸びてしまいます。陸上ではちょうど良いサイズだと思っていても、プールや海に入るとブカブカになってしまうんですね。
サイズ選びが最重要!ワンサイズ小さめを選ぶべき理由
ずれない水着を選ぶための最も重要なポイントは、サイズ選びです。結論から言うと、ワンサイズ小さめの水着を選ぶことをおすすめします。
水着は伸縮性のある素材でできているので、少し小さめでも体にフィットして着ることができます。小さめサイズを選ぶことで、アンダーバストがぴったりフィットするため、水着がずれにくくなるんです。
また、小さめサイズの水着はボディラインを引き締めて見せる効果もあります。露出部分のバランスが良くなり、スタイルが良く見えるというメリットもあるんですよ。
ただし、極端に小さすぎるサイズは禁物です。呼吸が苦しくなったり、体に負担がかかったりしてしまいます。現在の自分のサイズよりも少し小さめ、というのがポイントです。
水着のサイズを選ぶ際は、必ずバスト、ウエスト、ヒップの正確なスリーサイズを測りましょう。メジャーを使って測定し、各ブランドのサイズ表と照らし合わせて選んでください。洋服のサイズをそのまま使うのは失敗のもとですよ。
もし測定した結果、バストはMサイズだけどヒップはLサイズ、というように部位によってサイズが違う場合は、大きい方のサイズを選ぶのが基本です。ただし2サイズ以上違う場合は、中間のサイズを選ぶと良いでしょう。
いつも思うんだか、競泳水着のウエストラインって浅いの?ただのサービス?
— タミ (@tami064) July 16, 2014
飛び込んだ時にゴーグルがずれるれいちゃんは水着もずれてぽろりしてるに違いないよね!よね!? pic.twitter.com/aq66i0Ew5c
ずれにくいデザインの水着を選ぼう
サイズと同じくらい重要なのが、水着のデザイン選びです。かわいさだけでなく、機能性も考えて選ぶことが大切なんです。
トップス選びのポイントは、カップが固定されているタイプを選ぶことです。カップがスライドするタイプは、どうしてもずれやすくなってしまいます。カップがしっかり縫い付けられているものや、内蔵されているものを選びましょう。
ストラップやアンダーの紐は、幅が広いタイプがおすすめです。細い紐は見た目はかわいいのですが、ずれやすく、肩にも負担がかかります。幅広タイプなら安定感があり、長時間着ていても快適ですよ。
三角ビキニを選ぶ場合は、バンドゥタイプよりもホルターネックタイプの方がずれにくいです。首で支えられるので、激しく動いてもずれる心配が少なくなります。
最近では、水着でもしっかりバストをホールドしてくれるタイプが増えています。スポーツブラのようなサポート機能がついた水着なら、泳いでも安心ですよ。
紐タイプの水着の正しい結び方
紐で結ぶタイプの水着は、結び方次第でずれにくさが大きく変わります。正しい結び方をマスターすれば、紐タイプの水着も安心して着られますよ。
まず、アンダー紐を結ぶときは、フロントで紐を結んでから後ろに回すのがコツです。後ろで結ぼうとすると、どうしても緩くなってしまいます。また、自分が思っているよりも少しきつめに結ぶのがポイントです。指一本入るくらいのきつさが目安ですよ。
紐の結び方にもコツがあります。まず一度くくってから、もう一度結びます。そのあとリボンを作ったら、片方の輪に紐部分を通すんです。この結び方をすることで、何かに引っ張られてほどけそうになったときにも、逆に硬く結ばれるので安心なんです。
首紐を結ぶ順番も重要です。必ずアンダー紐を固定してから首紐を結びましょう。この順番を守ることで、バストがしっかり上がって綺麗なシルエットになります。
タイサイドビキニの場合は、左右のバランスを取るのが難しいですよね。片方ずつ結ぶのではなく、両方を少しずつ調整しながら結んでいくのがコツです。何度か練習すれば、すぐに慣れますよ。
水着のパッドがずれる問題を解決する方法
水着のパッドがずれると、シルエットが崩れて困りますよね。パッドのずれを防ぐ方法をご紹介します。
まず、パッドの選び方が重要です。水着に最初から付いているパッドが合わない場合は、自分に合ったパッドを別で購入することをおすすめします。シリコン製のパッドは柔らかく体にフィットするので、ずれにくいですよ。
パッドの入れ方にもコツがあります。三角ブラやホルターブラの場合は、パッドを縦長に使用します。ワイヤーブラの場合は斜めに入れることで、バストを寄せる効果が得られます。バンドゥブラには横長に入れるのが基本です。
粘着タイプのパッドを使うのも効果的です。胸に直接貼るタイプのパッドなら、水着の中でずれることがありません。ただし、肌が弱い方は注意が必要です。また、粘着タイプのパッドを使う際は、専用のソープで洗うことで粘着力が長持ちしますよ。
パッドを重ねて使う場合は、レモン型のパッドを外側に沿って縦向きに入れると、寄せ上げ効果が得られます。ただし、入れすぎると不自然になったり、水を吸って重くなったりするので注意が必要です。
実際に試してみた!効果的だった対策法
実際に水着のずれ対策を試してみて、特に効果的だった方法をお伝えします。
以前、デザイン重視で選んだかわいい水着を着てプールに行ったとき、泳ぐたびにずれて困った経験がありました。そこから色々試してみて、今では快適に水着を着られるようになりました。
まず一番効果があったのは、サイズ選びを見直したことです。普段Mサイズの服を着ているからと、水着もMサイズを選んでいたのですが、実際に測ってみるとSサイズが適切でした。Sサイズの水着に変えてからは、驚くほどずれなくなりましたよ。
次に効果的だったのは、ホルターネックタイプの水着を選ぶことです。バンドゥタイプはおしゃれなんですが、やはり激しく動くとずれやすかったです。ホルターネックなら首でしっかり支えられるので、安心して泳げます。
紐の結び方を変えたことも大きな違いを生みました。以前は普通のリボン結びをしていたのですが、輪に紐を通す結び方に変えてから、一度もほどけたことがありません。最初は少し複雑に感じましたが、慣れれば簡単です。
パッドについては、水着に付いていたものではなく、別売りのシリコンパッドに変えました。フィット感が全然違って、長時間泳いでもずれることがなくなりました。少し値段は高かったのですが、買って正解でした。
水着を長持ちさせるお手入れ方法
せっかく自分に合った水着を見つけても、すぐに伸びてしまっては意味がありません。水着を長持ちさせるお手入れ方法もご紹介します。
プールで使った水着は、必ずすぐに塩素を洗い流しましょう。プールの塩素は水着の生地を劣化させる大きな原因です。できればプールから上がったらすぐに真水で洗い、帰宅後も再度しっかり洗うのがおすすめです。
海で使った水着も同様に、海水をしっかり洗い流すことが大切です。砂がついている場合は、優しく手で払ってから洗いましょう。
洗うときは手洗いが基本です。洗濯機を使うと、水着が傷んだり、パッドが型崩れしたりする原因になります。ぬるま湯に中性洗剤を溶かして、優しく押し洗いしてください。
干すときは、必ず陰干しにしましょう。直射日光に当てると、紫外線で色褪せたり生地が劣化したりします。また、絞るときも強く絞らず、タオルで挟んで水気を取る程度にとどめておきましょう。
保管する際は、高温多湿を避けることが重要です。室温16〜22度、湿度40〜60パーセントが理想的な環境です。除湿剤を使いすぎると逆に生地を傷める可能性があるので、定期的に風通しを良くすることを心がけてください。
水着の寿命は、使用時間で約100時間が目安と言われています。週一回プールに行く程度なら、ワンシーズンから2シーズンくらいが交換の目安です。生地が薄くなったり、ポリウレタンの繊維が白く浮き出てきたら、買い替えのサインですよ。
シーン別おすすめの水着タイプ
水着を使うシーンによって、適した水着のタイプは変わってきます。目的に合わせた水着選びも、ずれない水着選びには重要なポイントです。
海やプールでアクティブに遊ぶなら、スポーツタイプの水着がおすすめです。競泳用とまではいかなくても、フィットネス用の水着は動きやすく、ずれにくい設計になっています。ワンピースタイプやセパレートタイプのスポーティな水着なら、思いっきり泳いでも安心です。
ビーチでのんびり過ごすなら、おしゃれなビキニも良いでしょう。ただし、波で遊んだり、ビーチバレーをしたりする予定があるなら、先ほど紹介したようなずれにくい工夫のあるビキニを選んでください。
ウォータースライダーやバナナボートなどのアトラクションを楽しむ予定があるなら、絶対にずれにくい水着を選びましょう。激しい動きや水の衝撃を受けるので、デザインよりも機能性を優先することをおすすめします。ラッシュガードとの組み合わせもおすすめですよ。
プールでのフィットネスや水泳教室に通うなら、専用のフィットネス水着を選びましょう。長時間着用することを考えて、着心地の良さとフィット感を重視してください。セパレートタイプなら着脱もしやすく便利です。
子供と一緒に遊ぶ場合は、動きやすさと安心感を最優先に選びましょう。タンキニタイプやショートパンツ付きの水着なら、露出も少なく、子供を抱っこしたり追いかけたりするのも楽ですよ。
なんか
— ˗ˏˋ まつりんˎˊ˗ (@s_r1nn) July 6, 2019
水着を着るだけで「夏❗️」「キャァキャァ❗️」「タノシイ❗️」
ってなれる人いいな。
わたしなんか
「やばい。ひっかかりがないので入水した際にずれる可能性あり。確認確認。」
「おっと。パットがパカパカなのでそっちの角度からは乳首がみえる。いけないいけない立ち位置修正」
とか考えてん
体型別のずれない水着選びのポイント
自分の体型に合った水着を選ぶことも、ずれを防ぐ重要なポイントです。体型別のおすすめをご紹介します。
胸が小さめの方は、パッド入りの水着やフリルやレースがついた水着がおすすめです。フレアトップのデザインなら、自然にボリュームを出すことができます。また、小さめサイズを選ぶことで、よりフィット感が増してずれにくくなりますよ。
胸が大きめの方は、しっかりとしたサポート力のある水着を選びましょう。ビスチェタイプやワイヤー入りの水着なら、バストをしっかり支えてくれます。アンダーベルトが太めのものを選ぶと、より安定感が増します。
お腹周りが気になる方は、ハイウエストタイプやタンキニタイプの水着がおすすめです。適度なカバー力がありながら、おしゃれに着こなせます。また、ワンピースタイプでもお腹周りにギャザーが入ったデザインなら、体型カバーとずれにくさを両立できますよ。
ヒップが大きめの方は、ボトムのカバー範囲が広めの水着を選びましょう。ショートパンツタイプやスカート付きの水着なら、安心して動けます。サイドの紐が太めのデザインを選ぶと、脚長効果も期待できます。
細身の方は、逆にフィット感を重視して選びましょう。体に沿うデザインの水着を選び、サイズもぴったりめを選ぶことで、ずれにくくなります。
よくある質問
Q1. 水着のサイズで迷ったら大きめと小さめどちらを選ぶべき?
水着のサイズで迷ったときは、小さめを選ぶことをおすすめします。水着は水に濡れると生地が伸びる性質があるため、陸上で少しきつめに感じるくらいがちょうど良いんです。大きめを選んでしまうと、水中ではブカブカになってしまい、ずれの原因になります。ただし、呼吸が苦しくなるほど小さいサイズは避けてください。試着の際は、実際に腕を動かしたり、しゃがんでみたりして、動きやすさも確認しましょう。また、購入前に必ずバスト、ウエスト、ヒップを正確に測定して、サイズ表と照らし合わせることが大切です。ブランドによってサイズ感が異なる場合もあるので、口コミやレビューも参考にすると良いでしょう。
Q2. 三角ビキニがずれやすいのはなぜ?対策は?
三角ビキニがずれやすい主な原因は、カップが固定されていないことと、紐の結び方にあります。三角ビキニのカップは、多くの場合スライドするタイプになっているため、激しく動くとどうしてもずれてしまうんです。対策としては、まずカップが固定されているタイプの三角ビキニを選ぶことが重要です。また、紐の結び方を工夫することで、ずれにくくすることができます。アンダー紐はフロントで結んでから後ろに回し、しっかりときつめに結びましょう。首紐はアンダー紐を固定してから結ぶのがポイントです。さらに、小さめサイズを選ぶことで、体へのフィット感が増してずれにくくなります。どうしてもずれが気になる場合は、ホルターネックタイプに変えるのも一つの方法ですよ。
Q3. 水着のパッドはどう選べばいい?
水着のパッドは、目的と水着のタイプに合わせて選ぶことが大切です。しっかり盛りたい場合は、シリコン製やジェル製の厚めのパッドがおすすめです。これらは本物の胸のような柔らかさがあり、自然な仕上がりになります。ナチュラルに整えたい場合は、薄めのウレタン製パッドが良いでしょう。三角ブラには縦長に使えるパッド、バンドゥブラには横長に使えるパッドというように、水着の形状に合わせて選んでください。また、激しく動く予定がある場合は、粘着タイプのパッドを選ぶとずれにくくなります。ただし、粘着タイプは専用のソープで洗わないと粘着力が落ちてしまうので、お手入れにも気を付けましょう。パッドは消耗品なので、型崩れしたら新しいものに交換することも大切です。
Q4. 去年の水着が伸びてしまった。直す方法はある?
残念ながら、一度伸びてしまった水着を完全に元に戻すのは難しいです。水着の生地に使われているポリウレタン繊維は、時間が経つと「脆化」という現象を起こし、伸縮性が失われてしまうんです。特にプールの塩素や海水、紫外線などにさらされると劣化が早まります。ただし、パッドの型崩れが原因でシルエットが悪くなっている場合は、新しいパッドに交換するだけで改善できる場合があります。また、アンダーの紐が緩んでいるだけなら、紐をきつく結び直すことで対応できることもあります。しかし、生地自体が伸びてしまっている場合は、安全面も考えて新しい水着に買い替えることをおすすめします。水着の使用時間の目安は約100時間なので、頻繁に使う場合は毎シーズン新調するのが理想的です。長持ちさせるためには、使用後すぐに真水で洗い、陰干しすることが大切ですよ。
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水着のずれは、正しいサイズ選びとデザイン選び、そして適切な着用方法で防ぐことができます。
重要なポイントをおさらいすると、まずサイズ選びでは、必ず正確なスリーサイズを測定し、ワンサイズ小さめを選ぶことです。水着は水に濡れると伸びるので、陸上で少しきつめくらいがちょうど良いんですね。
デザイン選びでは、カップが固定されているタイプを選び、ストラップやアンダーの紐は幅広のものを選びましょう。三角ビキニよりもホルターネックタイプの方がずれにくいです。
紐タイプの水着は、正しい結び方をマスターすることが大切です。アンダー紐はフロントで結んでから後ろに回し、輪に紐を通す結び方をすることで、ほどけにくくなります。
パッドのずれが気になる場合は、シリコン製や粘着タイプのパッドを使うと効果的です。水着の形状に合わせて、パッドの向きや入れ方を工夫しましょう。
水着を長持ちさせるためには、使用後すぐに真水で洗い、陰干しすることが重要です。プールの塩素や海水は水着の大敵なので、しっかりと洗い流してください。
シーンや体型に合わせて水着を選ぶことで、より快適に過ごせます。アクティブに遊ぶならスポーツタイプ、ビーチでのんびりならおしゃれなビキニというように、目的に合わせて選びましょう。
今年の夏は、これらのポイントを押さえて、ずれない快適な水着を選んでください。水着のずれを気にせず、思いっきり夏のレジャーを楽しみましょう。

