料理の下ごしらえって本当に時間がかかりますよね。特に野菜のみじん切りや千切りは、毎日のことだから少しでも楽にしたいものです。そんな時に頼りになるのがフードプロセッサーですが、クイジナートの「DLC-191J」と「DLC-192J」、この2つのモデルってどう違うのか気になりませんか?
見た目も似てるし、どっちを選べばいいのか迷ってしまう方も多いはず。実は私も購入前にかなり悩みました。今回は、この2つのモデルの違いを実際に使った経験を交えながら、どこよりも詳しく解説していきます。
クイジナート DLC-191JとDLC-192Jの基本スペック
まずは、両モデルの基本的なスペックから見ていきましょう。実は、この2つのモデルは本体の性能自体はほとんど同じなんです。
両モデルとも容量は1.9リットルで、3〜4人家族にちょうどいいサイズ。本体サイズは幅177mm×奥行248mm×高さ350mmで、重さは約5.1kgとどちらも同じです。消費電力も300Wで、定格時間は10分。業務用でも使われる「インダクションモーター」を採用しているので、パワーは申し分ありません。
回転数も1500回転と1800回転の2段階で、パンの生地こねから野菜の下ごしらえまで幅広く対応できます。電源コードの長さも約1.5mと使いやすい長さです。
DLC-191JとDLC-192Jの3つの決定的な違い
では、具体的にどこが違うのか見ていきましょう。実は、違いは大きく分けて3つあります。
外観のカラーデザインの違い
まず目につくのが見た目の違いです。DLC-192Jは操作部が「ホワイト」で統一されていて、清潔感のあるシンプルなデザインになっています。一方、DLC-191Jは操作部が「シルバー」で、ちょっとクールな印象を与えます。
キッチンのインテリアに合わせて選ぶのもいいですね。白いキッチンにはDLC-192Jが自然に溶け込みますし、ステンレスの調理器具が多いキッチンならDLC-191Jの方がマッチするかもしれません。
実際、私の知人は「キッチンが白基調だからDLC-192Jを選んだ」と言っていましたが、設置してみたらピッタリだったそうです。見た目も料理のモチベーションに関わってくるので、意外と大事なポイントですよ。
付属ブレードの違いがポイント
ここが一番重要な違いです。両モデルとも以下の5つのブレードは共通で付いています。
- メタルブレード(刻む・混ぜる)
- ドゥブレード(パン生地などをこねる)
- 2mmスライサー(薄切り)
- おろしカッター(大根おろしなど)
- ファインシュレッダー1.5mm(細かい千切り)
でも、DLC-192Jには「ミディアムシュレッダー(3mm)」という中間サイズの千切りカッターが追加で付いているんです。これがDLC-191Jにはありません。
このミディアムシュレッダー、実は結構使えるんです。キャベツの千切りをする時、1.5mmだと細すぎてサラダには向かないこともあるし、かといって手切りだと太すぎたりムラができたり。3mmの中間サイズがあると、ちょうどいい千切りができるんですよね。
私が実際に使ってみた感想としては、ポテトサラダ用のじゃがいもを千切りにする時や、野菜炒め用のキャベツを準備する時に3mmサイズが本当に便利でした。1.5mmだと火を通すとすぐにクタッとなってしまうんですが、3mmだと適度な食感が残るんです。
発売時期の違い
DLC-191Jの方が先に発売されていて、DLC-192Jは後から登場したモデルです。つまり、DLC-192Jの方が新しいモデルということになります。
基本性能は変わらないものの、付属品を充実させて使い勝手を向上させたのがDLC-192Jというわけですね。
それぞれのモデルに向いている人
DLC-191Jがおすすめな人
DLC-191Jは、こんな方におすすめです。
まず、できるだけコストを抑えたい方。ミディアムシュレッダーが不要な分、価格が少し安く設定されていることが多いです。数千円の差ではありますが、予算重視の方には魅力的ですよね。
また、シンプルに使いたい方にも向いています。付属品が増えると収納場所も必要になるし、「結局よく使うのは2〜3種類だけ」という方も多いです。基本的なブレードさえあれば十分という方には、DLC-191Jで問題ありません。
それから、シルバーのデザインが好きな方。見た目の好みって大事です。毎日使うものだからこそ、自分が気に入ったデザインを選ぶのが一番です。
DLC-192Jがおすすめな人
一方、DLC-192Jはこんな方に最適です。
料理のバリエーションを増やしたい方には断然こちら。3mmの千切りができると、料理の幅が広がります。細すぎず太すぎない千切りは、多くの料理でちょうどいいサイズなんです。
また、せっかく買うなら付属品が充実している方がいいという方にもおすすめ。価格差が小さいなら、できることが多い方を選んだ方がお得感がありますよね。
ホワイトのデザインが好きな方、清潔感のある見た目を重視する方にもぴったりです。特にキッチンが明るい色調の方には、DLC-192Jがよく馴染むと思います。
私の場合は、最初は「ミディアムシュレッダーなんて使うかな?」と思っていたんですが、いざ使ってみると想像以上に出番が多くて驚きました。千切りのサイズが選べるって、こんなに便利なんだと実感しましたね。
加水時に使う物の一つに、
— まこちゃん (@syarekaki) September 19, 2025
クイジナートのフードプロセッサーを使うこともあります。
手打ちうどん、手打ち蕎麦ではあまり使わないかな?
手で加水した方が早いけど。
手の怪我をしてるときは、あると助かる道具の一つです。
パワーもあり、泡立て機能の… pic.twitter.com/23tPVg6Emt
クイジナート フードプロセッサーの共通の魅力
両モデルに共通する素晴らしいポイントもたくさんあります。
業務用レベルのパワー
何と言ってもパワーが違います。インダクションモーターを採用しているので、とにかく力強い。硬い野菜も一瞬でみじん切りにできるし、パン生地もしっかりこねられます。
実際、私がハンバーグの玉ねぎをみじん切りにした時は、あまりの速さにびっくりしました。包丁で涙を流しながら刻んでいた時間が嘘のよう。数秒で終わっちゃうんですから。
耐久性が高い
業務用でも使われているだけあって、とにかく丈夫です。毎日使っても全然へこたれません。食器洗い乾燥機にも対応しているので、お手入れも楽チン。
長く使えることを考えると、初期投資としては決して高くないと思います。安いフードプロセッサーを何度も買い替えるより、クイジナートを一台買った方が結局コスパがいいんですよね。
1台6役の多機能性
刻む、混ぜる、こねる、薄切り、おろす、千切りと、1台で6つの機能をこなせます(DLC-192Jは7役)。これだけできれば、ほとんどの下ごしらえはカバーできますよね。
私が特に重宝しているのは、ドゥブレードでのパン生地こね。手でこねると結構大変なんですが、フードプロセッサーならあっという間。しかも均一にこねられるので、出来上がりのクオリティも上がった気がします。
実際の使用例と料理への活用方法
具体的にどんな風に使えるのか、実例を交えてご紹介しますね。
メタルブレードでみじん切り
ハンバーグやギョーザを作る時の玉ねぎのみじん切りは、もう手放せません。粗みじんから細かいみじん切りまで、パルス機能を使えば自由自在。時間も大幅に短縮できます。
私は週末に作り置きをするんですが、玉ねぎ3個分のみじん切りがほんの数十秒。これだけで料理のハードルがグッと下がりました。
ファインシュレッダーで細い千切り
サラダ用のキャベツや、冷やし中華の具材にする野菜の千切りに最適です。1.5mmの細さは、口当たりが良くてサラダがおいしくなります。
包丁で均一に切るのって意外と難しいんですが、フードプロセッサーなら誰でも綺麗な千切りができるのがいいですよね。
ミディアムシュレッダーの活躍場面(DLC-192Jのみ)
野菜炒めやお好み焼き、コールスローなど、少し歯ごたえを残したい料理に3mmサイズが大活躍。細すぎず太すぎないサイズ感が絶妙なんです。
お好み焼きを作る時は、この3mmサイズでキャベツを切ると、ふんわりした中にもシャキシャキ感が残って最高です。これを知ってから、我が家のお好み焼きの評価が上がりました。
2mmスライサーで均一なスライス
きゅうりやにんじんの輪切り、じゃがいものスライスなど、均一な厚さに切れるのが素晴らしい。特にグラタンやラザニアを作る時のじゃがいもスライスは、厚さが揃っていると火の通りも均一になって、仕上がりが全然違います。
おろしカッターで大根おろし
大根おろしって手でやると結構疲れるんですよね。でもこのおろしカッターを使えば、あっという間にふわふわの大根おろしができます。
焼き魚に添える大根おろしも、これがあればもう苦になりません。しょうが焼きに添えるおろし生姜も簡単に作れます。
ドゥブレードでパン生地
ピザ生地やパン生地をこねるのも楽々。手でこねると15分以上かかる作業が、数分で完了します。
休日にピザを手作りする時は、このドゥブレードのおかげで気軽に作れるようになりました。子どもと一緒に作る時も、生地こねはフードプロセッサーに任せて、トッピングを楽しむ時間を増やせます。
お手入れと収納のポイント
使った後のお手入れも意外と重要です。クイジナートのフードプロセッサーは、容器やブレードが食器洗い乾燥機対応なのが本当に便利。
ただ、メタルブレードは刃が鋭いので、手洗いする時は注意が必要です。私は専用のブラシを使って、刃に直接触れないように洗っています。
収納については、付属品が多いので専用の場所を確保しておくことをおすすめします。私は引き出しの一角をフードプロセッサー専用スペースにして、本体とすべての付属品をまとめて収納しています。
使いたい時にサッと取り出せる場所に置いておくと、使用頻度も上がりますよ。わざわざ取り出すのが面倒だと、結局使わなくなってしまいますからね。
クイジナートのフードプロセッサーを10年以上愛用してる。
— みずどり (@mizudori8) September 26, 2025
ワークボールが破損して新しくした!
ダメ元で検索して良かった〜📱🔍✨
これからも私の時短アイテムとして活躍して欲しい🥹🍳
#クイジナートLOVE #Cuisinart pic.twitter.com/Gq3Ci5pyZf
価格差と選択のポイント
価格については、販売店や時期によって変動しますが、一般的にDLC-191Jの方が数千円安いことが多いです。ただ、その価格差は時期によって変わるので、購入時には両方の価格をチェックすることをおすすめします。
選び方のポイントとしては、まず「3mmの千切りが必要かどうか」を考えてみてください。料理のレパートリーや普段作る料理を思い浮かべて、中間サイズの千切りを使う場面があるなら、DLC-192Jを選ぶ価値は十分にあります。
逆に、「細かいみじん切りとスライスができれば十分」「千切りはあまりしない」という方なら、DLC-191Jでも全く問題ありません。価格差の分を他の調理器具や材料費に回すのもいいでしょう。
私個人の意見としては、価格差が小さいなら付属品が多いDLC-192Jをおすすめします。最初は使わないと思っていた機能でも、あると便利だったというケースは多いものです。
他のクイジナートモデルとの比較
クイジナートには他にもモデルがあるので、簡単に比較しておきましょう。
DLC-10PROとの違い
DLC-10PROは業務用モデルで、より強力なモーターを搭載しています。飲食店などプロの現場で使われることを想定したモデルです。
家庭用としては、DLC-191JやDLC-192Jで十分なパワーがあります。価格も高いので、一般家庭ではわざわざ業務用を選ぶ必要はないでしょう。
DLC-102J(Mサイズ)との違い
DLC-102Jは容量1.0リットルの中型モデルです。1〜2人暮らしならこのサイズでも十分ですが、3人以上の家族なら1.9リットルの方が使い勝手がいいです。
容量が小さいと、複数回に分けて処理する必要が出てきて、結局手間がかかってしまうことがあります。迷ったら大きい方を選ぶのが無難だと思います。
DLC-052J(Sサイズ)との違い
DLC-052Jは容量0.5リットルの小型モデル。一人暮らしやちょっとした下ごしらえに便利ですが、家族分の料理を作るにはちょっと小さいかもしれません。
セカンドフードプロセッサーとして持つのはアリですが、メインとして使うならやはり1.9リットルクラスがおすすめです。
購入時の注意点とチェックポイント
購入を検討する際、いくつか確認しておきたいポイントがあります。
保証期間の確認
クイジナートは通常1年間のメーカー保証が付いています。購入する店舗によっては、延長保証を提供している場合もあるので、チェックしてみてください。
長く使うものだからこそ、保証内容はしっかり確認しておきたいですね。
付属品の確認
特にネット通販で購入する場合は、付属品の内容をよく確認しましょう。DLC-191JなのかDLC-192Jなのか、ミディアムシュレッダーが含まれているかどうか、商品説明をしっかり読んでくださいね。
私の友人は、安いと思って購入したら旧モデルで付属品が少なかったということがあったそうです。型番と付属品リストは必ずチェックしましょう。
設置スペースの確認
意外と見落としがちなのが設置場所。本体は高さ35cmあるので、キッチンのどこに置くか事前に考えておくといいですよ。
使う頻度が高いなら、出しっぱなしにできる場所があると便利です。毎回収納すると、だんだん使わなくなってしまうことがあります。
長期使用のメリットとコストパフォーマンス
フードプロセッサーって、一度買ったらかなり長く使えるものです。クイジナートは特に耐久性が高いので、10年以上使っている人も珍しくありません。
初期投資として2万円前後かかりますが、1日あたりに換算すると数円程度。料理の時短効果や、包丁を使う手間が減ることを考えると、十分に元が取れる投資だと思います。
私は購入してから3年ほど経ちますが、ほぼ毎日使っています。もう手放せない存在になっていて、「なんでもっと早く買わなかったんだろう」と思うくらい。
時間にゆとりができると、料理自体がストレスではなく楽しみになるんですよね。下ごしらえの時間が短縮されることで、調理や盛り付けにもっと気を配れるようになりました。
土曜日に焼くピザの生地を
— ウル (@JP_wolf_URU) June 26, 2025
昼休憩に仕込みに帰るアグレッシブさ(*˘︶˘*)
クイジナートの業務用フードプロセッサー買ってから、生地練る時間が1/10に♪
小麦粉🌾塩🧂イーストぶち込んでスイッチオン🔛
2.3分で出来ちゃう
エアコン効いて無い部屋で発酵開始!
仕事から帰ったら良い感じ🙆のはず pic.twitter.com/a6nQVZ44v2
料理初心者でも使いこなせる?
「機械が苦手だから心配」という声も聞きますが、クイジナートのフードプロセッサーは本当にシンプルで使いやすいです。
基本的には、食材を入れてボタンを押すだけ。難しい操作は一切ありません。説明書も分かりやすく書かれているので、初めてでもすぐに使えるようになります。
最初は「どのくらいの時間、どのくらいの量を入れればいいのか」が分からないかもしれませんが、何回か使っているうちに感覚がつかめてきます。
私も最初は「細かくなりすぎたらどうしよう」とビクビクしながら使っていましたが、パルス機能を使えば自分の好みの細かさに調整できることが分かって、今ではサクサク使いこなしています。
料理初心者の方こそ、フードプロセッサーがあると料理のハードルが下がっていいと思いますよ。
電気代は気になる?
消費電力は300Wで、使用時間は1回あたり数秒から数分程度。電気代はほとんど気にする必要がありません。
仮に毎日5分使ったとしても、月の電気代は数十円程度です。時短効果を考えれば、十分に元が取れる範囲だと思います。
音の大きさは?
正直に言うと、それなりに音はします。パワフルなモーターなので、静かとは言えません。
ただ、使用時間が短いので、そこまで気になることはないと思います。深夜や早朝に使うのは避けた方がいいかもしれませんが、日中の料理時間なら問題ないレベルです。
集合住宅に住んでいる方は、壁が薄い場合は時間帯に配慮した方がいいかもしれません。私の経験では、日中に使う分には隣人から何か言われたことはありません。
安全性について
クイジナートのフードプロセッサーは安全設計がしっかりしています。容器とふたが正しくセットされていないと動かない仕組みになっているので、誤作動の心配はありません。
ただし、ブレード類は非常に鋭利なので、取り扱いには注意が必要です。特に小さなお子さんがいる家庭では、手の届かない場所に保管することをおすすめします。
洗う時も、刃の部分を直接持たないように気をつけてください。私は専用の洗浄ブラシを使っていて、刃に触れないように工夫しています。
DLC-191JとDLC-192Jの価格相場と購入先
価格は販売店や時期によって変動しますが、一般的な相場としてDLC-191Jは18,000円〜22,000円程度、DLC-192Jは20,000円〜24,000円程度で販売されていることが多いです。
購入先としては、家電量販店、キッチン用品専門店、オンラインショップなどがあります。実物を見てから決めたい方は店舗で、価格重視の方はオンラインでの購入がおすすめです。
私は実際に店舗で実物を見てサイズ感を確認してから、オンラインで最安値を探して購入しました。大きな買い物なので、じっくり比較検討するといいと思います。
セールやポイント還元を活用すれば、実質的な価格をさらに抑えることもできますよ。特に年末年始や新生活シーズンは、家電製品のセールが多いのでチェックしてみてください。
主夫業務頑張ります
— yasuke@ものぐさ大家 (@monogusa3style) July 7, 2025
カボチャ半分と玉ねぎ3個をフードプロセッサーかけて圧力鍋でスープに
子持ちカレイの梅干し煮とサラダ
なんか和洋ぐちゃぐちゃw
クイジナートのフードプロセッサーとアサヒ軽金属の活力鍋は強い味方です♪
画像全然美味しそうじゃない
なんで😭 pic.twitter.com/uW3IlmhNQz
実際に使ってみて感じた正直な感想
ここまで色々と説明してきましたが、最後に実際に使ってみた正直な感想をお伝えします。
まず、本当に料理の時短になります。これは間違いないです。特に玉ねぎのみじん切りから解放されたのが大きい。涙を流しながら切る必要がなくなっただけでも、買った価値がありました。
ただし、洗い物は増えます。容器、ブレード、ふたと、使った後は何点か洗う必要があります。食洗機対応なので手間は少ないですが、「洗い物を増やしたくない」という方には向かないかもしれません。
音については、最初は「結構うるさいな」と思いましたが、すぐに慣れました。使用時間が短いので、トータルでは気にならないレベルです。
収納スペースは確保が必要です。本体が意外と大きいので、出しっぱなしにできる場所があると便利。我が家はカウンターの隅に定位置を作りました。
料理のレパートリーは確実に増えました。「みじん切りが面倒だから」と避けていた料理にも挑戦するようになりましたし、手作りパンも気軽に作れるようになりました。
総合的に見て、購入して本当に良かったと思っています。毎日使うものだからこそ、質の良いものを選んで正解でした。
よくある質問
Q1:DLC-191JとDLC-192Jは本体性能に違いはありますか?
本体の性能は全く同じです。モーターのパワー、容量、回転数、すべて共通の仕様になっています。違いは外観のカラーと付属ブレードの数だけです。
つまり、どちらを選んでも基本的な性能や使い心地は変わらないので、付属品とデザインで選んで問題ありません。両モデルとも業務用レベルのインダクションモーターを搭載しているので、パワー不足を感じることはまずないでしょう。
Q2:ミディアムシュレッダーは後から単品で購入できますか?
はい、別売りのオプションパーツとして購入可能です。DLC-191Jを買った後で「やっぱり3mmの千切りも欲しい」と思ったら、追加で購入できます。
ただし、単品で買うと本体とのセット価格より割高になることが多いです。最初から必要だと分かっているなら、DLC-192Jを選んだ方がコスパは良いでしょう。
逆に言えば、「とりあえずDLC-191Jを買って、必要になったら追加する」という選択肢もあるということです。自分の使い方に合わせて柔軟に選べるのは嬉しいポイントですね。
Q3:お手入れは簡単ですか?食洗機は使えますか?
容器とブレード類は食器洗い乾燥機対応なので、お手入れはとても簡単です。ただし、モーター部分(本体)は水洗いできないので、濡れた布で拭くだけにしてください。
食洗機を使わない場合でも、パーツが分解しやすい設計なので手洗いも苦になりません。油分の多い料理を作った後は、中性洗剤でしっかり洗えばスッキリ綺麗になります。
一点だけ注意したいのは、ブレードの刃がとても鋭いこと。洗う時はケガをしないよう、慎重に扱ってください。専用のブラシがあると安全に洗えて便利ですよ。
Q4:どんな料理に向いていますか?
みじん切りが必要な料理全般に向いています。ハンバーグ、ギョーザ、ミートソース、つくね、鶏団子などの下ごしらえが本当に楽になります。
また、パン生地やピザ生地をこねるのにも最適。手でこねると疲れる作業が、あっという間に完了します。お菓子作りでもクッキー生地を混ぜたり、ナッツを砕いたりと大活躍します。
野菜の千切りが必要な料理も得意分野。コールスロー、野菜炒め、お好み焼き、サラダなど、包丁で切ると時間がかかる作業が一瞬で終わります。
大根おろしやにんじんのすりおろしも簡単にできるので、和食の下ごしらえにも重宝しますよ。
Q5:一人暮らしには大きすぎますか?
1.9リットルは確かに大容量ですが、一人暮らしでも十分活用できます。作り置きをする方なら、むしろこのサイズが便利です。
少量しか作らない場合でも、容量の半分以下で使えば問題ありません。小さすぎるフードプロセッサーだと、ファミリー向けの料理を作る時に困りますが、大きめのモデルなら少量から大量まで対応できます。
ただし、置き場所の確保が難しい、価格を抑えたいという場合は、DLC-102J(1.0L)やDLC-052J(0.5L)も検討してみてください。自分の生活スタイルに合わせて選ぶのが一番です。
Q6:パンの生地こねはどのくらいの量まで対応できますか?
粉の量で300〜350g程度が目安です。食パン1斤分の生地が余裕でこねられます。ピザ生地なら2〜3枚分を一度に作れる計算です。
定格時間が10分なので、長時間の連続使用は避ける必要がありますが、パン生地のこねは数分で完了するので問題ありません。
こねムラもなく、均一な生地ができるので、手ごねより安定した品質のパンが焼けます。パン作りが趣味の方には特におすすめの使い方ですよ。
Q7:音はどのくらいうるさいですか?
ハイパワーのモーターなので、それなりに大きな音がします。掃除機や洗濯機ほどではありませんが、静かとは言えないレベルです。
ただし、使用時間が短い(数秒から数分)ので、トータルでの音のストレスは少ないと思います。早朝や深夜は避けた方が無難ですが、日中の調理時間なら気にする必要はないでしょう。
集合住宅の方は、壁の厚さによっては隣室への配慮が必要かもしれません。心配な場合は、日中の時間帯に使うよう心がけるといいですね。
Q8:氷や冷凍食材は処理できますか?
クラッシュアイス程度なら対応できますが、完全に凍った硬い食材は避けた方が無難です。半解凍状態であれば問題なく処理できます。
フローズンフルーツなどを使ったスムージーを作りたい場合は、専用のブレンダーやミキサーの方が適しています。フードプロセッサーはあくまで食材を刻んだり混ぜたりする用途に特化した製品です。
氷を砕く場合は、メタルブレードを使って短時間のパルス運転で少しずつ砕くのがコツ。長時間連続で使うとモーターに負担がかかるので注意してください。
Q9:肉をミンチにすることはできますか?
はい、メタルブレードを使えば肉のミンチも簡単に作れます。豚肉や鶏肉をミンチにして、ハンバーグやつくねを作るのに最適です。
市販のひき肉より新鮮で、添加物の心配もないのがメリット。自分で部位を選んで挽けるので、脂身の量も調整できます。
コツとしては、肉を小さめに切ってから入れること。2〜3cm角くらいに切っておくと、均一にミンチになりやすいです。また、少し凍らせてから処理すると、より綺麗なミンチになりますよ。
Q10:海外でも使えますか?電圧は?
日本国内専用モデルなので、電圧は100V専用です。海外で使う場合は変圧器が必要になります。
海外への引っ越しや長期滞在を予定している方は、購入前に使用場所を確認しておくといいでしょう。海外で使う予定がある場合は、国際仕様のモデルを探すか、現地で購入することをおすすめします。
「フードプロセッサー」の人気商品をレビュー件数順に楽天でチェック!まとめ
クイジナートのフードプロセッサーDLC-191JとDLC-192Jの違いをまとめると、以下の3点になります。
まず外観のカラーデザイン。DLC-191Jはシルバー、DLC-192Jはホワイトで、キッチンの雰囲気に合わせて選べます。
次に付属ブレードの違い。DLC-192Jには3mmのミディアムシュレッダーが追加されていて、千切りのバリエーションが広がります。これが最も大きな違いです。
そして発売時期。DLC-192Jが新しいモデルで、付属品が充実しています。
本体性能は両モデルとも同じなので、どちらを選んでもパワフルな業務用レベルの性能が手に入ります。容量1.9リットルで3〜4人家族に最適、インダクションモーター搭載でどんな食材もスピーディに処理できます。
選び方のポイントは、3mmの千切りが必要かどうか。野菜炒めやお好み焼き、ポテトサラダなど、中間サイズの千切りを使う料理をよく作るならDLC-192Jがおすすめ。基本的な機能だけで十分、コストを抑えたいならDLC-191Jでも問題ありません。
どちらを選んでも、料理の時短と下ごしらえの負担軽減は確実。毎日の料理が楽になって、レパートリーも広がります。価格差が小さいなら、付属品が充実したDLC-192Jの方がお得感があるのでおすすめです。
フードプロセッサーは一度買えば長く使える調理器具。自分の料理スタイルに合った方を選んで、快適な料理ライフを楽しんでくださいね。