「しゃっくり何回出るんだ?」ってツッコミたくなるくらい止まらない時がありますよね。
「ヒッ」「ヒッ」「ヒック」「ヒッ」「ヒッ」
しゃっくりはお母さんの胎内にいる時に口の中に入ってしまった異物を外に出すために備わった機能で、正常な反応なんですが、何回も続くとうんざりしてきます。
今回の記事では、しゃっくりを止める方法をまとめたので、自分にあった方法を見つけてくださいね。
しゃっくりが出やすい行動は?
しゃっくりが出やすいのは、横隔膜周辺へ直で刺激が加わった時です。
どんな行動をしたらしゃっくりが出やすいのかまとめました。
・熱いものや冷たいものを一気に摂取
・お酒、タバコ
・慢性的なストレス
食べ物や飲み物を摂取する事でしゃっくりが出やすくなり、ストレスなども原因になります。
しゃっくりが出る事を防ぐよりも、しゃっくりを止める方法を頭に入れておくほうが効率が良さそうです。
しゃっくりを止める方法
しゃっくりを止める方法を以下にまとめましたが、確実に止める方法は未だありません。
簡単な方法から順に書いているので、段階的に試してみるのをおすすめします。
息を止める
しゃっくりを止める方法で一番簡単に実践できるのが「息を止める」です。
横隔膜の痙攣を鎮めるために、息を止めるのが有効とされています。
「息を止める」を何度か繰り返してもしゃっくりが止まらない場合は、違う方法に移行しましょう。
水を飲む
水を飲むのも簡単に実践できます。
水を飲む事で横隔膜の痙攣を抑えることにつながるので、飲むタイミングが良ければ一定の効果があります。
一度で止まらない場合は、体勢を変えて試してください。
体勢を変える事で、横隔膜の位置やタイミングを変える狙いがあります。
指を耳に入れる
両耳の穴に人差し指を入れるという方法があります。
これにより、内臓の働きに関与する「迷走神経」を刺激することができるので、しゃっくりを止める確率が上がります。
太ももを胸につけて圧迫する
太ももを胸につけて圧迫する方法もあります。
胸が圧迫されて横隔膜に圧力をかけることで、しゃっくりを止める効果があります。
舌を引っ張る
舌を引っ張るという方法もあります。
実際に病院でも行われている方法で、舌の奥から喉にある「舌咽神経」を刺激することで、けいれんした横隔膜を正常な動きに戻します。
指で舌を触りたくない場合は、ガーゼやハンカチを使うのもありです。
ツボを押す
ツボを押すことでしゃっくりを止める効果があります。
ツボを正確に押す必要があるので動画を紹介します。
・手首の内側にあるツボ「内関」
・ひざのお皿のすぐ下にあるツボ「足三里」
・背中の肩甲骨に下にあるツボ「膈兪」
「膈兪」は自分では押しづらい場所にあるので、家族や友人にお願いする形になり、難易度が上がります。
薬(漢方薬)を飲む
しゃっくりに対して保険適応がある薬は2種類のみです。
・漢方の呉茱萸湯
でも、わざわざ病院で薬をもらうのはめんどくさいですし、タイミングも難しいですよね。
そんな場合は市販薬がおすすめです。
しゃっくりを止める薬で、市販されていて簡単に手に入るのが、漢方薬の「柿蒂湯」です。
柿蒂湯(していとう)ネオカキックス細粒
シャックリを止める効能・効果がある漢方薬です。
漢方薬は市販薬に比べて副作用も限定的なので安心感があります。
レモンをかじる
これはレモンが近くにある場合限定の方法です。
レモンの酸味で迷走神経が刺激されるので、しゃっくりが止まる可能性があります。
レモンが無い場合は、ポッカレモンや酢などで代用しましょう。
なすびは何色?と質問してもらう
ちょっと難易度が上がりますが、誰かに質問してもらうのも効果的です。
これは急に質問される事で、呼吸を止める状態になるから効果的なようで、「クイズ」や「なぞなぞ」でも応用できます。
まとめ
しゃっくりを止める方法を9つ紹介しました。
・水を飲む
・指を耳に入れる
・太ももを胸につけて圧迫する
・舌を引っ張る
・ツボを押す
・薬(漢方薬)を飲む
・レモンをかじる
・なすびは何色?と質問してもらう
しゃっくりは横隔膜周辺へ直で刺激が加わった時に起こりやすいので、横隔膜の痙攣を抑える事が重要です。
一つの方法でしゃっくりが止まらなくても、他の方法で止まる可能性があるので、色々な方法を試しましょう。