鼻毛を抜くと死亡!?ワックスやレーザー脱毛は危険? | サクッと深掘りしてみました
当サイトはプロモーションを含みます

鼻毛を抜くと死亡!?ワックスやレーザー脱毛は危険?

ファッション・美容・健康

「鼻毛を脱毛したくらいで死亡するわけがない・・・」

そう思っていたんですが、色々と調べていくうちに意見が180度変わりました。

鼻毛の処理は本当に気をつけないと危険です。

今回の記事では、鼻毛の脱毛を深掘りしてみました。

【関連記事】
髭剃らないメリットやデメリットまとめ!肌にいいの?

鼻毛の脱毛で死亡例は?

結論から言うと、鼻毛の脱毛が直接の原因で死亡したという話は聞きません。

しかし、鼻毛の脱毛が引き金となり、細菌が感染し、感染症などを引き起こした例は多くあるようです。

鼻毛を抜くのは危険?

鼻毛を抜くのは危険ですか?
鼻毛は、鼻の中の粘膜の保護や異物の排除など重要な役割を担っています。

鼻毛を抜くと、鼻の中の傷付いた粘膜から細菌が侵入する危険があり、痛み、腫れ、感染症などを引き起こしてしまう危険性があります。

身だしなみで鼻毛が気になる場合は、鼻毛を抜くのではなく、適度な長さに切ることをおすすめします。

死の三角形に注意!

美容業界では顔における「死の三角形(トライアングルゾーン)」の話が有名です。

鼻と口の両端を結んだ三角形の箇所は、脳に血液を送る血管が数多く通っているため、このエリアから菌が侵入した場合、人体に深刻なダメージを与えてしまうこともあるのだとか。

鼻せつ、毛膿炎、毛包炎、頭痛、発熱、失明、顔面麻痺、髄膜炎などを引き起こす可能性が否定できません。

「死の三角形」にあたる鼻毛の処理は要注意です。
死亡に繋がらないように適切に処理しする必要があります。

鼻毛を抜いてしまったら?

鼻毛を抜いてしまったらどうしたらいいですか?
鼻毛を抜いてしまった場合、鼻腔が外部からの攻撃物質に対して脆弱になる可能性があるため、鼻腔を清潔に保つことが重要です。

鼻の中に指を入れたり、ティシュなどを深く入れないように注意しましょう。

鼻毛を処理すると風邪をひきやすい?

「鼻毛を処理し過ぎると風邪をひきやすくなる」と噂されていますが、実際のところが気になりますよね。

この問題に、東京みみ・はな・のど サージクリニック名誉院長の市村恵一さんが回答しています。

「異物の侵入を防ぐ働きがなくなると感染が起こったり、アレルギー反応が起こったり、物理的刺激によるくしゃみやせきが増えるといった可能性は高まりますが、先述の『ぜんそくが増える』という報告以外、例えば『風邪をひきやすくなる』といったような明確な証拠は報告されていません。

衛生学的観点からみると、鼻毛を“抜く”ことは推奨できません。鼻の穴は、外部からのほこりや粘膜からの分泌物がいつもたまりますし、湿気や体温によって細菌が繁殖しやすい場所でもあります。そのため、むやみに鼻毛を抜くと出血するだけでなく、毛穴の奥にある『毛包(毛を包んでいる部分)』に細菌が入り込み、感染を起こします。多くは合併症もなく自然に治りますが、顔の中心部分に起こる感染は『面疔(めんちょう)』といい、静脈炎や髄膜炎を起こしやすいとして恐れられており、最悪の場合、脳に及んで死亡するケースすらあります。しかし、適切に抗菌薬を使えば重症化しないで済みます」
引用源:Yahooニュース

簡単にまとめると以下になります。

鼻毛を処理した場合、くしゃみやせきが増える可能性はあるが、風邪をひきやすくなる事はない。

鼻毛を抜くと、毛穴から細菌が入り感染をおこしやすく、最悪の場合、脳に及んで死亡するケースもある。

また死亡というワードが出ましたね。
耳鼻咽喉科の先生だけに説得力があります。

鼻毛処理方法でおすすめは?

鼻毛の処理方法はおおまかに3つです。

・鼻毛を抜く
・鼻毛を切る
・鼻毛を脱毛する

鼻毛を抜く

上記に引用した耳鼻咽喉科の先生の話からもわかるように、鼻毛を抜く事はおすすめできません。

毛穴の奥にある毛包に細菌が入り込み、感染や合併症を起こす可能性があるからです。

鼻毛を抜いたあとに、ツーンとした痛みが残っていた事がありませんか?もしかしたら細菌が入り込んでいたのかもしれません。

はさみや電動カッターで鼻毛を切る

鼻毛の処理方法で一番安全でおすすめなのが「切る」です。

切り方のポイントは、鼻毛を短く切りすぎない程度に整えましょう。

鼻毛が減ると、呼吸器のフィルターとしての機能低下にもつながるので、鼻毛が出ない程度に切りそろえるのがベストです。

鼻毛を切る方法は「はさみ」と「電動式のカッター」があります。

はさみで切る

単純で、お金もかからない鼻毛の処理方法が、ハサミで鼻毛を切る事です。

ただし、鼻毛を切る時に皮膚を傷つけてしまう事があるので、普通のハサミではなく、先が丸くなった専用の「鼻毛切りハサミ」を使う事をおすすめします。

電動式の鼻毛カッターで切る

最も手間がかからない鼻毛の処理方法が、電動式の鼻毛カッターです。

はさみに比べて費用がかかりますが、刃が直接皮膚に当たらないので、「安全」で「素早く」鼻毛をカットできるというメリットがあります。

初めて鼻毛カッターを使ったときは感動しました。こんなに簡単に処理できるのかと。

ワックスやレーザーで鼻毛を脱毛する

ワックスやレーザーで鼻毛を脱毛すると、鼻毛がまったく無くなります。

「気づいたら鼻毛が出てた!」というアクシデントがなくなるし、当分手入れしなくていいのがメリットです。

ただし、デメリットも多いので注意が必要です。

ワックスで鼻毛を脱毛する

ブラジリアンワックスなどで鼻毛を脱毛すると、一気に鼻毛が無くなるので爽快感があるかもしれません。

ただし、注意が必要です。

鼻毛を抜いたときと同じように、毛包に細菌が入り込み、感染や合併症を起こす可能性があります。

レーザーで鼻毛を脱毛する

クリニックなどで鼻毛をレーザー脱毛した場合、鼻毛が全て無くなります。

鼻毛が無いと呼吸器のフィルターとしての機能が果たせないので、菌やほこりが体内へ侵入しやすくなり、感染の引き金になりかねません。

鼻毛を無くしてキレイにしたいという美容面からレーザー脱毛をする方もいますが、費用も高く、鼻の粘膜を傷つけてしまう恐れもあるのでおすすめできません。

少しでも鼻毛が出てると嫌だから、レーザー脱毛を考えてしまうんですよね。

レーザー脱毛すると、鼻毛を処理する手間がなくなるのは嬉しいですよね。
でも健康のためにやめておくことをおすすめします。

Q&A

鼻毛がないデメリットは?

鼻毛は鼻腔を外部の微粒子、細菌、ウイルス、塵などから保護する役割を果たしているので、鼻毛がない場合、感染症やアレルギー反応のリスクが増加する可能性があります。

鼻毛の利点(メリット)は何ですか?

鼻から入ってくる細菌やウイルスなどの病原体が鼻腔や呼吸器系に侵入するのを防ぐので、感染症などを予防するのに役立ちます。

鼻毛を抜いた方の目から涙が出るのはなぜですか?

鼻と目の間には密接な関連があり、刺激が伝わりやすいからです。

鼻毛を抜くと、周囲の鼻腔や顔の組織に刺激が生じるので、この刺激によって目から涙が出やすくなります。

まとめ

鼻毛の脱毛が直接の原因で死亡するわけではなく、鼻毛の脱毛が引き金となって、感染症などを引き起こし死亡するケースがあるようです。

鼻は死の三角形と呼ばれる、鼻と口の両端を結んだ三角形に入るので、特に注意しましょう。

鼻毛は抜いたりせずに、ハサミや電動式のカッターでカットするのがおすすめです。ワックス処理はできれば避けるほうが良いでしょう。

処理の際は、できるだけ皮膚を傷つけないように気をつけましょうね。

「鼻毛カッター」をAmazonでチェック!