【簡単5分】寝返り防止タオルの作り方!安全な方法と注意点 | サクッと深掘りしてみました
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【簡単5分】寝返り防止タオルの作り方!安全な方法と注意点

ファッション・美容・健康

赤ちゃんが寝返りを始めると、成長を喜ぶ一方で夜中のうつぶせ寝が心配になりますよね。私も子どもが生後3ヶ月で初めて寝返りをした時は、嬉しさよりも不安が大きくて夜中に何度も起きて確認していました。市販の寝返り防止クッションは3000円から5000円もするし、使える期間も短いのでもったいない。そこで家にあるバスタオルで簡単に作れる方法を試してみたら、これが意外と使えたんです。この記事では、誰でも簡単にできる寝返り防止タオルの作り方から、安全に使うためのポイントまで詳しく解説していきます。

寝返り防止タオルとは?なぜ必要なの?

寝返り防止タオルとは、バスタオルを丸めて作る簡易的な寝返り防止グッズのことです。赤ちゃんの両脇に置くことで、寝返りで完全にうつぶせになるのを防ぐことができます。

赤ちゃんは生後3ヶ月から7ヶ月頃に寝返りを始めますが、最初の頃は寝返りはできても元の仰向けに戻る「寝返り返り」ができません。そのため、夜中に寝返りをしてうつぶせのままになってしまい、窒息のリスクが高まります。

特に生後3ヶ月から6ヶ月頃は、首の筋力がまだ十分に発達していないため、うつぶせになった時に自分で顔を横に向けることが難しい場合もあります。また、柔らかい布団やマットレスを使っていると、顔が沈み込んで呼吸ができなくなる危険性も。

とはいえ、寝返りは赤ちゃんの成長にとって大切な発達段階です。日中は自由に寝返りの練習をさせてあげて、夜の睡眠時だけ安全対策として寝返り防止タオルを使うというのが理想的な使い方です。

基本的な寝返り防止タオルの作り方

それでは、最もシンプルで効果的なバスタオルを使った寝返り防止クッションの作り方をご紹介します。用意するものはバスタオル1枚だけ。たったの5分で完成しますよ。

まず、バスタオルを横に広げます。次に、縦方向に3つ折りにしてください。2つ折りだと高さが足りないので、必ず3つ折りにするのがポイントです。

そして、両端から中心に向かってくるくると巻いていきます。この時、外巻きではなく内巻き(赤ちゃん側に向かって巻く)にすると、形が崩れにくくなります。赤ちゃんが寝るスペースを真ん中に残すように巻いてください。

巻き終わったら、赤ちゃんの両脇に優しく当たるように配置します。きつく挟みすぎないように、赤ちゃんが苦しくない程度のスペースを確保することが大切です。

この基本の作り方で、多くの赤ちゃんに対応できます。ただし、足の力が強い赤ちゃんや体が大きめの赤ちゃんは、このシンプルなタオルだけでは乗り越えてしまうこともあります。

強度アップ!中にタオルを入れる応用編

基本の作り方だと赤ちゃんが乗り越えてしまう場合は、強度を上げた応用編を試してみてください。私の息子も生後6ヶ月頃には基本バージョンを軽々と乗り越えていたので、この方法に切り替えました。

作り方は基本と同じですが、バスタオルを巻く前に、もう1枚タオルを丸めて中心に置きます。そして、その上から外側のバスタオルをくるくると巻いていくんです。こうすることで、高さとボリュームがアップして、赤ちゃんが簡単には乗り越えられなくなります。

中に入れるタオルは、フェイスタオルでも小さめのバスタオルでもOKです。赤ちゃんの体格に合わせて調整してみてください。体が大きめの赤ちゃんなら、左右それぞれに2枚ずつタオルを入れても良いでしょう。

巻き目を下にする「下巻き」にするのもコツの一つです。巻き目が上だとほどけやすいですが、下にすることで体重で押さえられて安定します。

さらに、最後にゴムバンドやヘアゴムで軽く止めておくと、朝まで形が崩れにくくなります。ただし、ゴムがきつすぎると赤ちゃんに当たって危ないので、あくまでも軽く留める程度にしてください。

ペットボトルを使った寝返り防止の作り方

バスタオルだけでは力強い赤ちゃんには太刀打ちできない、という場合の最終手段がペットボトルを使った方法です。2リットルの四角いペットボトルを使うことで、重さと硬さが加わり、より強力な寝返り防止になります。

まず、2リットルの四角いペットボトルを2本用意して、水を入れます。丸いペットボトルは転がりやすいので、必ず四角いタイプを選んでください。また、空のままだと軽すぎて意味がないので、水をしっかり入れることが重要です。

次に、そのペットボトルをバスタオルでぐるぐると巻きます。これは2つの理由があります。1つ目は、ペットボトルの冷たさが赤ちゃんに伝わらないようにするため。2つ目は、硬いペットボトルが直接当たらないようにクッション性を持たせるためです。

バスタオルで包んだペットボトルを、赤ちゃんの両脇に置きます。この時、ペットボトルのキャップ側を赤ちゃんの足元に向けるようにしてください。頭側に硬いキャップがあると、万が一当たった時に危険です。

ペットボトルを使う方法は確かに効果的ですが、いくつか注意点があります。バスタオルの余分な部分やペットボトルが赤ちゃんの顔の近くにこないように配置すること。また、赤ちゃんが動いてペットボトルが転がらないか、必ず確認してから使用してください。

寝返り防止タオルを使う時の安全な環境づくり

寝返り防止タオルを使えば絶対に安全というわけではありません。むしろ、タオルやクッションを置くこと自体が新たなリスクになることも。大切なのは、寝返り防止タオルと合わせて安全な睡眠環境を整えることです。

まず、赤ちゃんが寝るマットレスは硬めのものを選びましょう。柔らかい布団やマットレスだと、うつぶせになった時に顔が沈み込んで窒息のリスクが高まります。赤ちゃん用の硬めの敷布団やベビーベッドのマットレスが理想的です。

シーツはピンと張った状態で、たるみやシワがないようにしてください。たるんだシーツも顔を覆う原因になります。

枕、クッション、ぬいぐるみ、タオルなど、赤ちゃんの顔を覆う可能性があるものは、寝る場所から全て取り除きます。寝返り防止タオルを使う場合も、赤ちゃんの顔の近くには絶対に置かないようにしましょう。

掛け布団は軽いものを使い、赤ちゃんの胸より上にはかけないようにします。冬場でも厚手の重い布団は避けて、スリーパーなどを活用するのがおすすめです。

そして何より大切なのは、寝返り防止タオルを使っていても、定期的に赤ちゃんの様子を確認すること。特に寝返りを始めたばかりの時期は、夜中に何度か様子を見に行くことをおすすめします。

寝返り防止タオルのメリットとデメリット

バスタオルで作る寝返り防止クッションには、たくさんのメリットがあります。

最大のメリットは、コストがかからないこと。家にあるバスタオルを使うので、新たに購入する必要がありません。市販の寝返り防止クッションは3000円から5000円しますが、使える期間は1〜2ヶ月程度と短いんです。その点、タオルなら気軽に試せますよね。

また、赤ちゃんの成長に合わせて簡単に調整できるのも大きな利点です。高さが足りなければタオルを追加したり、逆に大きすぎれば薄めのタオルに変えたりと、柔軟に対応できます。

旅行や帰省の際にも便利です。市販のクッションはかさばりますが、タオルなら荷物にならないし、どこでも手に入ります。実家や旅行先でも同じように使えるので、赤ちゃんも環境の変化に戸惑わずに済みます。

一方で、デメリットもあります。

まず、バスタオルは市販品に比べて強度が弱いことです。力が強い赤ちゃんだと、簡単に乗り越えてしまうことも。私の経験では、生後6ヶ月を過ぎると多くの赤ちゃんが普通のタオルクッションを乗り越えるようになりました。

また、形が崩れやすいという問題もあります。赤ちゃんが動くうちにほどけてきたり、朝になると形が変わっていたりすることがあります。

そして最も重要なのが、使い方を間違えると窒息のリスクがあるということ。タオルが赤ちゃんの顔を覆ってしまったり、赤ちゃんがタオルの上に乗り上げてしまったりする危険性も考えられます。

市販の寝返り防止クッションとの違い

手作りのタオルクッションと市販の寝返り防止クッションにはどんな違いがあるのでしょうか。

市販品の最大の特徴は、安定性と耐久性です。しっかりとした構造で作られているため、形が崩れにくく、赤ちゃんが乗り越えにくい設計になっています。また、両サイドが円柱形のクッションになっていて、その間に赤ちゃんを寝かせるタイプが主流で、固定力が高いです。

デザイン性も市販品の魅力の一つ。可愛い雲の形や動物のぬいぐるみと一体化したものなど、見た目も楽しめる商品が多くあります。

オムツ替えマットとしても使える2way仕様の商品もあり、寝返り防止以外の用途でも活用できます。洗濯機で丸洗いできる素材で作られているものが多いのも嬉しいポイントです。

ただし、価格は4000円前後が相場。使える期間が1〜2ヶ月程度と考えると、コストパフォーマンスはあまり良くありません。

また、市販品を使ったからといって100%寝返りを防げるわけではありません。力が強い赤ちゃんや月齢が進んだ赤ちゃんは、市販品でも乗り越えてしまうことがあります。

私の周りでも、「せっかく買ったのに2週間で使えなくなった」という声をよく聞きました。そう考えると、まずはバスタオルで試してみて、どうしても必要なら市販品を検討する、という順番が賢いかもしれません。

いつまで寝返り防止が必要?使用期間の目安

寝返り防止タオルはいつまで使う必要があるのでしょうか。これは赤ちゃんの発達段階によって変わってきます。

一般的には、赤ちゃんが自分で「寝返り返り」ができるようになるまで必要とされています。寝返り返りとは、うつぶせから仰向けに自分で戻る動作のことです。

多くの赤ちゃんは生後7〜8ヶ月頃には寝返りと寝返り返りの両方ができるようになります。この段階になれば、たとえ夜中にうつぶせになっても、苦しければ自分で仰向けに戻ることができるので、窒息のリスクは大きく下がります。

アメリカの小児科学会も、寝返りと寝返り返りが両方ともスムーズにできるようになった赤ちゃんが、自分で寝返りしてうつぶせで寝ている場合、仰向けに戻さなくても良いとしています。

ただし、より安全を考えるなら、1歳まで寝返り防止策を続けた方が良いという意見もあります。1歳を過ぎれば、首や体の筋力が十分に発達し、自分で安全な姿勢を保てるようになります。

我が家の場合、生後8ヶ月で寝返り返りが安定してきたタイミングで、寝返り防止タオルを卒業しました。最初の数日は心配で夜中に何度も確認していましたが、問題なく朝まで寝てくれるようになりました。

大切なのは、赤ちゃんの発達段階を見極めること。日中に寝返りと寝返り返りの練習をたくさんさせてあげることで、夜も安全に寝られるようになります。

寝返り防止タオルを使わない方が良いケース

実は、寝返り防止タオルやクッションについては、安全性を懸念する専門家の声もあります。使わない方が良いケースもあるので、しっかり理解しておきましょう。

アメリカでは2010年までの13年間で、寝返り防止クッションによる生後1〜4ヶ月の赤ちゃんの窒息事故が12件報告されています。これを受けて、2017年から使用中止の呼びかけがされているんです。

米国食品医薬品局(FDA)も注意喚起を行い、「この種の製品を絶対に使ってはいけない」と強い警告を出しています。イギリスでも2017年に大手小売店が寝返り防止クッションの販売を禁止し、リコールを実施しました。

日本の消費者庁も、枕、タオル、衣服、よだれ掛け、ぬいぐるみなどを顔の近くに置かないように注意喚起を出しています。

寝返り防止グッズを使うことで、かえって窒息のリスクが高まる可能性があるというのが専門家の意見です。赤ちゃんがクッションやタオルの上に乗り上げてしまったり、顔を埋めてしまったりする危険があるからです。

最も安全な対策は、「安全な睡眠環境の整備」だと考える専門家も多くいます。硬めでフラットなマットレス、ピンと張ったシーツ、枕やクッション、ブランケットなどのない環境を用意しておくのが最も有効だという意見です。

つまり、寝返り防止タオルはあくまでも補助的なものとして考え、最終的には何も置かない環境を目指すのが理想的なんですね。

寝返り防止以外の安全対策

寝返り防止タオルだけに頼らず、他の安全対策も併せて行うことが大切です。

まず、日中に寝返りと寝返り返りの練習をたくさんさせてあげましょう。うつぶせの状態から仰向けに戻る練習を繰り返すことで、夜も自分で安全な姿勢を保てるようになります。

赤ちゃんをうつぶせにして、少し離れたところにお気に入りのおもちゃを置いてみてください。取りに行こうとする過程で、自然と寝返りや寝返り返りの動きを覚えていきます。ただし、必ず大人が見ている時だけにしてくださいね。

室温の管理も重要です。暑すぎると寝返りをする回数が増えたり、深い睡眠が妨げられたりします。室温は20〜22度程度に保ち、赤ちゃんが快適に眠れる環境を作りましょう。

ベビーモニターやベビーセンサーを活用するのも一つの方法です。動きや呼吸を検知してくれるセンサーなら、万が一の時にすぐに気づくことができます。

また、添い寝をする場合は、赤ちゃんと大人の布団を別にすることも大切。大人の布団が赤ちゃんの顔を覆ってしまう危険があるからです。

そして最も基本的なことですが、赤ちゃんを寝かせる時は必ず仰向けにすること。これだけでSIDS(乳幼児突然死症候群)のリスクを大きく減らすことができます。

よくある質問

Q1. バスタオル以外に使えるものはありますか?

バスタオル以外にも、大きめのフェイスタオルを何枚か重ねて使ったり、ブランケットを折りたたんで使ったりすることもできます。ただし、柔らかすぎる素材や毛足の長いもの、赤ちゃんの顔を覆う危険があるものは避けてください。また、硬めのクッションを使う方法もありますが、必ずカバーをつけて、赤ちゃんが直接顔を埋められないようにすることが大切です。重要なのは、赤ちゃんの両脇にある程度の高さと硬さを持たせることですが、同時に安全性も確保することです。

Q2. 寝返り防止タオルは洗濯機で洗えますか?

もちろん洗濯機で洗えます。バスタオルなので、普段通りの洗濯方法で大丈夫です。赤ちゃんの寝具は清潔に保つことが大切なので、週に1〜2回は洗濯することをおすすめします。特に夏場や赤ちゃんがよく汗をかく時期は、もっと頻繁に洗ってもいいでしょう。洗い替え用に何枚か用意しておくと便利です。洗濯後は完全に乾かしてから使うようにしてください。湿ったタオルは雑菌が繁殖しやすく、また赤ちゃんの体を冷やしてしまう原因にもなります。

Q3. 双子の場合はどうすれば良いですか?

双子の場合は、それぞれの赤ちゃんに対して個別に寝返り防止タオルを作ってあげる必要があります。2人を1つの大きなクッションの間に寝かせる方法もありますが、お互いにぶつかったり、一方が寝返りしてもう一方の顔を覆ってしまったりする危険があるので、できれば別々のスペースで寝かせることをおすすめします。双子用のベビーベッドや、2つのベビーベッドを並べて使用し、それぞれに寝返り防止タオルを配置するのが最も安全です。

Q4. 寝返り防止タオルを使っても寝返りしてしまいます

赤ちゃんの力が強くなってきて、タオルクッションを乗り越えてしまう場合は、いくつか対策があります。まず、タオルの中に追加でタオルを入れて高さと硬さを増す方法を試してください。それでもダメな場合は、ペットボトルを使った方法に切り替えるのも効果的です。ただし、どんな方法を使っても100%防げるわけではありません。この時期は、赤ちゃんが寝返り返りを習得する大切な時期でもあるので、日中にたくさん練習させてあげることも重要です。どうしても心配な場合は、市販の寝返り防止クッションを試してみるか、小児科の先生に相談してみてください。

Q5. 寝返り防止タオルはお昼寝の時も使うべきですか?

お昼寝の時にも使用することは可能ですが、必ずしも必要というわけではありません。日中は大人が近くにいて赤ちゃんの様子を確認しやすいため、寝返り防止タオルなしでも比較的安全です。むしろ、お昼寝の時は自由に寝返りの練習をさせてあげることで、夜の安全にもつながります。ただし、家事で目を離す時間が長い場合や、赤ちゃんを別の部屋に寝かせる場合は、念のため使用した方が安心かもしれません。重要なのは、赤ちゃんから完全に目を離す時間を作らないことです。

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まとめ

寝返り防止タオルは、家にあるバスタオルで簡単に作ることができる便利なアイテムです。基本的な作り方は、バスタオルを縦3つ折りにして両端から内巻きに巻くだけ。力が強い赤ちゃんには、中にタオルを追加したり、ペットボトルを使った方法を試したりすることで対応できます。

ただし、寝返り防止タオルを使う場合は安全面に十分注意が必要です。硬めのマットレスを使う、枕やぬいぐるみを取り除く、タオルが顔を覆わないように配置するなど、安全な睡眠環境を整えることが何よりも大切です。

使用期間は赤ちゃんが寝返り返りをマスターするまでの生後7〜8ヶ月頃までが目安ですが、1歳まで続けても問題ありません。日中に寝返りと寝返り返りの練習をたくさんさせることで、早く安全に寝られるようになります。

専門家の中には寝返り防止グッズの使用に否定的な意見もあることを理解した上で、それでも心配な場合の一時的な対策として、適切に使用することが大切です。赤ちゃんの安全を第一に考えながら、パパママも安心して眠れる環境を作っていきましょう。